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学生服は自宅で洗濯OK!正しい洗い方と応急処置、テカリの取り方を紹介

学生服洗濯

毎日着ている学生服は汗や皮脂に加え、雨に濡れたりと意外に汚れているもの。学生服はウールの混紡率が50%以下なら家庭で洗うことができます。

もくじ

1.学生服、学期ごとの洗濯で大丈夫?毎日着ている学生服は想像以上に汚れてる
2.【学生服は自宅で洗える】洗い方の手順と気を付けるポイント
3.学生服のテカリの取り方と有効な予防法
4.【学生服の普段のお手入れ】ついてしまったシミの応急処置
5.学生服をクリーニングに出す時に気を付けること
6.学生服のクリーニングの料金、仕上りにかかる日数
7.まとめ

学生服、学期ごとの洗濯で大丈夫?毎日着ている学生服は想像以上に汚れてる

学生服洗濯頻度制服の1ヶ月の平均着用時間は約130時間。これを超過してくると汚れが目立ち始めます。特に、よく触ったり擦れたりするポケット口や、袖口、ひじの辺りは汚れがつきやすく、1ヶ月程で目視でもわかるほど汚れてしまうことも多いのです。

学生服は想像以上に汚れています。学期ごとのクリーニングのみでは足りません。成長期は汗や皮脂などの分泌も活発なため、当然汚れも付着します。洗濯可能な素材であればご家庭でも洗濯したほうが良いでしょう。汚れを放置し続けるとシミになってしまう可能性もあります。

◆冬場の学ラン、ブレザー、セーラー服
年齢や性別、着用状況によって異なりますが、冬の学ラン、ブレザーやセーラー服は1ヶ月に1度くらいの頻度で洗濯しましょう。

◆夏場のセーラー服
夏場はワイシャツ、という学校が多いため、毎日洗うことができますが、セーラー服の場合は替えがないこともあります。しかし、最近の夏服は毎日汗をかくことを想定し、洗濯しやすく乾きやすい素材であることが多いため、暑い時期には一週間に2~3回洗濯して下さい。

◆ネクタイやリボンなどの付属品
襟周りのネクタイやリボンは皮脂汚れがつきやすいものです。月に1回は洗濯しましょう。

【学生服は自宅で洗える】洗い方の手順と気を付けるポイント

学生服洗濯方法学生服は、頻繁にクリーニングに出すというのも費用がかかりますし、日数もかかります。以前は学生服の素材はウールが多かったですが、最近では化学繊維や混紡の素材が増えてきて、自宅で洗濯が可能な学生服が多いです。ウールでも化繊混紡でポリエステルが混ざっている場合、自宅で洗濯しても問題ありません

◆洗濯表示の見方
まずは学生服の洗濯表示をチェックします。絵表示タグに、水にバツがついているマークがある場合は、水を使った洗濯は不可の意味となります。その場合はクリーニングに出します。

洗濯表示40標準
水温40℃限度
洗濯機「標準洗い」
洗濯表示40弱く
水温40℃限度
洗濯機「弱」
洗濯マーク2
水温40℃限度
手洗い
洗濯マーク3
家庭洗濯NG

洗濯表示に桶と40の数字がある場合、家庭用洗濯機で洗濯可能です。これは通常のコースで洗濯できて、水温の上限が40度という意味。40の数字と桶の下に二本線マークの記載がある場合は、弱水流の上限40度の水温で洗濯できます。桶に手を入れたマークは、上限40度の水温で手洗い可能という意味。手の表記がある場合、手洗いのみで洗濯機は使用できません。

◆ウール50%以上ならクリーニングへ
制服に使用されている素材も確認します。ウールが50%以上使われている制服はクリーニングに出してください。ウールは水に濡れた状態での摩擦に非常に弱く、縮んでしまう恐れがあります。決して安いものではない学生服、失敗を避けるためにもウールの度合いの高いものはクリーニングに出しましょう。

学生服の洗濯方法

洗濯する際はお風呂の残り湯を使用したり、お湯で洗濯したりしてはいけません。生地の劣化を避けるため、水の温度は30度以下。また、色落ちの恐れがあるため漂白剤は使いません。使用する洗剤は、おしゃれ着洗いの洗剤などホームクリーニング用のものが安心です。

◆洗濯機に入れる前に

  • シミや汚れが付着している場合は、洗濯機にかける前にもみ洗いする
  • 襟のカラーは外す
  • 取り外し可能なボタンは外す
  • 襟や袖、ポケット口など汚れている部分を表にして畳む
  • ボタンをつけたまま洗濯してしまうと、ボタンが錆びてしまったり、生地を傷める危険性があるので外せるものは外しましょう。型崩れを防ぐために洗濯ネットに入れます。ネットの大きさにきちんと合わせて畳むことで、ヨレや縮み、伸びを防止できます。また、汚れている襟や袖口部分を表にして畳んでおくと綺麗に汚れが落ちます。

    ◆洗濯機で洗う
    1.単独で洗う
    2.洗濯ネットに入れる
    3.手洗いコースで5分ほど回す
    4.脱水時間は30秒から1分
    5.形を整えて陰干し

    色移りなどを避けるため、他のものと一緒に洗濯せず単独洗いします。脱水をかけてもいい学生服もありますが、シワの原因にもつながりやすいので、脱水の時間は30~1分と短めに設定した方が安心。

    ◆手洗いする
    1.洗い桶にぬるま湯を入れ中性洗剤をよく溶かす
    2.優しく押し洗い
    3.水が濁らなくなるまですすぐ
    4.脱水は洗濯機で
    5.形を整えて陰干し

    学ランなどの上着類は、太めのハンガーにかけて通気性の良い日陰に干します。日陰がなければ大きめのタオルで学生服を覆い、直射日光が当たらないように工夫して下さい。スカート、スラックスの干し方にはちょっとしたコツがあります。まず、ポケット部分を乾かすために裏返しにして吊り干しをします。洗濯ピンチを使って筒状に干すとシワになりにくく、速い時間で乾きます。

    シワが気になるときは脱水せずに、バスタオルで学ランを包み、軽く叩くようにして水分を切る方法でも水気を切ることが可能です。水分を切ったら全体を引っ張るようにして形を整えます。ハンガーは大きめの肩の部分が太いものを使い型崩れを防ぎましょう。

    アイロンをかける必要はありませんが、シワを取りたい時は当て布をしてスチームアイロンをかけます。直接アイロンをかけてしまうと、テカリの原因になるため注意が必要です。濡れたまま長時間放置しておくことも避けましょう。

    ネクタイ、リボンの洗濯方法

    ネクタイやリボンは、ポリエステル素材であればネットに入れて洗濯機を回しても良いでしょう。

    ただし、中には縫製が細かく型崩れしやすいものも存在します。その場合は、おしゃれ着用の中性洗剤を使用して押し洗いします。上手に仕上げるコツは強く絞ったりせずにタオルでトントンと軽く押して水気を切ります。これで型崩れを防止できます。

    学生服のテカリの取り方と有効な予防法

    上着の肘やスラックスのお尻の部分などに生じやすいテカリは、摩擦により繊維が潰れてしまい表面がツルツルになったことで、光が反射して起こります。ここでは繊維を復活させる学生服のテカリの取り方を説明します。

    テカリを取る方法

    水洗いや洗濯OKな学生服なら、洗濯するのも一つの方法です。洗濯することで生地の表面のツルツルが治まり、テカリが消えることもあるからです。おしゃれ着用洗剤を使って洗濯すれば、繊維の摩擦が軽減されてテカリが目立ちにくくなります。

    そもそもテカリは湿度の高い状況で発生しやすいといわれます。学生服に含まれるウールの素材は湿気を吸収しやすく、湿った状態の時に繊維が潰れたり削れやすくなり、それがテカリの原因になります。洗っただけでは直らない頑固なテカリには、お酢を使うのも効果があります。

    ◆お酢を使ってテカリを取る

  • お酢小さじ1に対して、水150cc程で希釈
  • テカリが気になる部分に軽く叩くように染み込ませる
  • スチームアイロンをかける
  • お酢の匂いはスチームアイロンをかけることで消えます。他にも、テカリの部分にメラミンスポンジを使う方法もあります。スポンジで軽く擦った後、今度は逆方向に擦ります。最後はブラシなどで整えるだけ。

    それでも治まらないときは、スチームアイロンを使います。まず、ブラシで全体的に学生服の汚れを落とし、歯ブラシの先で叩いて繊維を起こします。次に、当て布をしてスチームアイロンをかけます。当て布をせずにアイロンをかけてしまうと、テカリが悪化する場合があるので注意してください。当て布をしないでアイロンをかけるなら、スチームアイロンを浮かせるようにしてかけるとテカリの予防になります。

    テカリを予防するには

    テカリの予防法としては、普段から着用後はハンガーにかけて通気性の良い場所に保管し、湿気を取るように心がけます。こまめにブラッシングをして繊維を起こすケアすることも、有効な予防法となります。

    【学生服の普段のお手入れ】ついてしまったシミの応急処置

    学生服手入れ学生服はよほどのことが無いと買い替えることはありません。大切な学生服を長く使うためにも普段のケアはとても重要です。

    ◆帰ってきたらブラッシング
    学生服の普段のお手入れ法としてブラッシングは非常に効果的です。1日着用した制服にはホコリや汚れがたくさん付着しています。普段からこまめにブラッシングすることで表面に汚れが蓄積しません

    ブラッシングは汚れだけでなく、テカリの防止にも効果的。ブラッシングの仕方はハンガーに制服をかけている状態で、布地の目に沿ってホコリを落とすように上から下へブラシをかけます。

    ◆雨に濡れたらしっかり乾かす
    学生服が雨に濡れてしまった場合、そのまま放置しておくと、カビやシミが発生する原因となるだけでなく、型崩れを起こしやすくなります。軽く濡れてしまった程度なら、バスタオルで抑えるように水気を取り、ハンガーにかけて風通しの良い場所に陰干ししましょう。

    かなり濡れてしまい水分を拭き取ったけれど臭いが気になる時は、重曹水スプレーや衣類用の消臭スプレーをかけて消臭します。その後はしっかりと乾かすことも忘れずに。

    シミや汚れがついてしまった時の応急処置

    基本的にシミを落とすときはこすらず叩きます。時間が経過すると落ちにくくなるので迅速に対処する必要があります

    ◆水溶性のシミ(お茶・ジュース・水性ボールペン・血液)
    水溶性のシミは水に溶けるので濡らして落とします。シミが付いた部分を下にしてタオルやハンカチを敷きます。歯ブラシに水を付け、水で叩いてタオルにシミをうつします。落ちない場合は中性洗剤を混ぜて叩いても良いでしょう。

    ◆油性のシミ(ミートソース・油性ボールペン・チョコレート)
    油性のシミであれば、ベンジンを布に含ませ軽く叩きます。次に中性洗剤水溶液で叩きます。ベンジンが無ければ酸素系の漂白剤を使ってつけ置きするのも効果があります。

    ◆泥はね
    泥が乾くのを待ち、ブラシで泥を払います。おしゃれ着用の中性洗剤を水で薄め、タオルに含ませてから軽く叩き、その後通常通り洗濯してください。

    学生服をクリーニングに出す時に気を付けること

    学生服クリーニング時家庭での洗濯で汚れを落とすことはできても、熱や圧力のかけ方を熟知した専門家による仕上げの美しさにはかないません。また、家庭では落としきれないシミもクリーニング店の溶剤や技術で落とすことが可能です。

    ◆自転車の錆び汚れ、油
    家庭では落とすことが難しい自転車の錆びや機械油。力を入れて無理に落とそうとすると生地自体を傷めてしまいます。その点、クリーニング店では衣類に負荷をかけずにシミを落としてくれます。よほど大きなシミでなければ数百円できれいになるので、クリーニング店に任せましょう。

    他にも油性マジック、墨汁、他にも時間が経ってしまったシミなどもプロの技術で落とすことができます。クリーニングに出す際には、いつ付いたシミなのか、何のシミなのかを必ず伝えて下さい。

    クリーニングに出す時に注意すること

  • 校章、カラー、ボタンなど外せるものは全て外す
  • 破れ、ほつれが無いか確認しておく
  • ポケットの中身の確認はもちろん、学ランのボタンも外せるものが多いので、紛失や破損などのトラブルを避けるためにも外しておきます。また、破れやほつれをそのままにして洗ってしまうと広がってしまう恐れがあります。店舗によっては料金はかかりますが修繕もできますので相談してみて下さい。

    自宅で洗える学生服も学期ごとの長期休みにはクリーニングに出しましょう。クリーニングに全く出さないと、虫食いやカビの原因など、学生服が傷んでしまう可能性があります。クリーニングに出すことで学生服を長持ちさせることができます。

    天気が崩れがちな梅雨時や、汗をかきやすい夏場は、学生服が汚れるペースが早いです。汚れがひどい場合は、衣替えの時期に関係なくクリーニングに出して下さいね。

    学生服のクリーニングの料金、仕上りにかかる日数

    学生服のクリーニングの料金はお店により異なりますが、上下合わせて1,000円前後のクリーニングショップが多いです。学生服のクリーニングは上下別で、ブレザーや学ラン、夏服、冬服など学生服の種類によっても値段は変わってきます。また、地域や店舗によって料金に幅があります。

    一般的な店舗型クリーニング店の料金相場

    学ラン・ブレザー400~550円
    セーラー服500~600円
    スカート・スラックス500~650円
    プリーツスカートプリーツの本数によって上記の金額より割増
    ネクタイ・リボン200~400円

    クリーニング店にはさまざまな便利なオプションが存在します。学生服に付けておくと便利なオプションで、代表的なのがこの2つです。

    ◆「撥水加工」
    水分を弾く効果を期待できる撥水加工。雨や雪はもちろん、飲み物をこぼしたりしたときにも撥水加工がしてあると便利。汚れが付きにくくなる効果もあります。

    ◆「折り目加工」
    雨や繰り返しの着用でスラックスの折り目が消えてしまうことがあります。「折り目加工」のオプションを施しておくことで、雨に濡れても折り目が消えることなく一定期間キープされます。ヒダの数によって料金はアップしますが、プリーツスカートにも応用できます。

    これらの他にも制服に繊維コーティングを施して、花粉が繊維の奥に入り込まないようにする花粉防止加工などのオプションもあり、それぞれ400円前後が相場。クリーニングに出すなら一緒に付けてしまうと良いですね。

    仕上りまでの日数

    店舗により異なりますが、通常は2~3日。お店によってお急ぎコースや、当日仕上げなど別料金を支払うと早めに仕上げてくれるケースもあります。また、オプション加工を付けることで1~2日多めにかかることもあります。

    まとめ

  • 学生服の洗濯は冬場は月に一度くらい、夏場は週に一度
  • ウール混紡率が50%以下なら家庭での洗濯も可能
  • 長期休みを利用してクリーニングに出せば型崩れを防げる
  • 学生服は濃い色が多いため汚れがあまり目立ちませんが、毎日着るものなので実はかなり汚れています。ブラッシングの習慣をつければ表面の汚れは落とせるし、テカリの防止にもなります。汚れが目立ってきたら家庭で洗い、夏休みなどの長期休みにクリーニングに出し、パリッとした学生服で気持のいい新学期を迎えたいですね。


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