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湿気から服を守ろう!クローゼットやタンスのカビ対策

服の湿気取り

久しぶりにクローゼットやタンス、押入れの中を整理しようと、服を出してみたら、なんだか湿っぽいような…。日頃から換気を気をつけていたと思っていたのに、まさかのジメジメな収納環境。

このまま湿気を放置していたら、大切な衣類にカビや臭いが発生してしまいます。湿気から衣類を守るための対策と収納のコツを紹介していきます。

もくじ

1.服の収納スペースに湿気が発生する3つの原因
2.湿気対策は衣類から始めよう!収納前に服に潜む湿気を除去
3.【特殊な素材の湿気対策】革製品やシルクなどの服は、特に注意が必要
4.【収納スペースの湿気対策】換気と湿気取りアイテムのW効果で湿気解消
5.大切な服にカビが発生!応急処置の仕方を紹介
6.まとめ

服の収納スペースに湿気が発生する3つの原因

こまめに換気をしていたはずなのに、なぜ収納スペースは湿気が発生し、こもってしまうのでしょうか。まずは、湿気が発生する原因を調べてみました。

原因1:風通しが悪く日光の当たらない北側に収納がある

とくに、お風呂場の裏に部屋がある場合は冬場でも要注意で、クローゼットや押入れ、タンスが1年を通して暖かい環境となります。他にも、風通し悪く日光が届きにくい北側や、部屋の隅に収納が備え付けられていたり、タンスも同じような位置に置いていると湿気が発生してしまいます。

そのような状況の収納場所に、衣類を隙間なく収納している場合は、さらに湿気が溜まりやすくなります。

原因2:服を生乾きのまま収納している

日照時間の少ない冬や、梅雨など長雨が続く時期には洗濯物の外に干せず、部屋干しになる場合があります。そんな時、しっかりと乾かさずに、生乾きのままクローゼットやタンス、押入れにしまうことになります。クローゼットなどの中の環境だけでなく、服自体が湿気を帯び、他の服も湿気っぽくなり、さらにこもってしまいます。

原因3:クリーニング後、ビニールをかけたまま収納している

クリーニングでは、スチームを使って仕上げる場合もあります。仕上がった服にはビニール袋がかかっているため、衣類はとても通気性が悪くなっています。クリーニング後のビニールは、運搬時の汚れや破損を防ぐためのもので、収納には向きません。ビニールを取らずに服を収納すると、クローセットやタンス、押入れに湿気がこもる原因となります。

湿気対策は衣類から始めよう!収納前に服に潜む湿気を除去

服のしまい方大切な服を湿気から守るため、対策する工夫が必要です。まずは、クローゼットやタンス、押入れへ収納する前に服に目を向けてみてください。次の注意点に気をつけると、湿気を防くことができるのでさっそく服を収納してみましょう。

●服は洗濯して汚れを落とし、収納前はしっかりと乾かす。
●クリーニング後のビニール袋は必ず外し、衣類に風を通し乾燥させる。

タンス・押入れへの収納方法

タンスや押入れの収納ケースへ畳んで収納する場合、収納した服が引き出しに引っかかり、出しにくくなる程入れずに、少し隙間が空くように入れます。洗濯後の服を引き出しに収納する際は、一番下にしまってある服を上にしまい直し、服が空気に触れる時間を増やしてあげるようにします。

クローゼットへの収納方法

クローゼットにハンガーで収納をする時は、70~80パーセントの収納率にし、少しでも空気の流れをつくっておきます。服と服の間にこぶしひとつ分程の間隔をあけると、風通しがよくなります

このような収納方法に加えて、服と一緒に除湿剤や防虫剤を入れておけばさらに安心です。空気の通りにくい場所に湿気取りを置いておくことも、クローゼットやタンス、押入れの中全体の湿度を下げる効果があります。

【特殊な素材の湿気対策】革製品やシルクの服は、晴れた日に虫干しを

革製品の湿気対策革製品やシルク・ウールなどは、特に湿気に弱くカビや臭いの発生原因になってしまいます。特殊な素材の湿気対策としては、晴れた日にしっかりと虫干しすることが必要になります。また、定期的に衣類をチェックする他、不織布などの通気性のよい布で守ってあげると良いでしょう。

特殊な素材にはたんぱく質が含まれていることもあり、それをエサとしてカビだけでなく虫が付く場合もあります。革製品などは基本の手入れに加えて上記のお手入れを心掛けましょう。

もし、カビや虫がついてしまった場合には、同じクローゼットやタンスにしまってある衣類は全て確認することが大切です。他の衣類にも虫がいる可能性があるので確実に虫がいないことを確かめ、クリーニング店に相談して早めに対策しましょう。

【収納スペースの湿気対策】換気と湿気取りアイテムのW効果で湿気解消

服の湿気対策クローゼットなどの中は湿気が溜まりやすく、意識的に開けておかないと風通りが悪くなってしまいます。特に、部屋の隅や北向きで日光の当たりにくい場所に配置されている収納スペースは、こまめに換気するようにしなければ、空気は停滞したままとなります。

そんな湿気っぽい環境を防止するために、今すぐ誰でも簡単にできる収納スペースの、湿気防止対策ポイントを紹介します。

【簡単にできる収納スペースの湿気防止対策】
【1】クローゼットやタンスの風通しをする
【2】サーキュレーター等の扇風機を利用する
【3】湿度が高い時は、除湿器も併用する
【4】タンスは、湿気取りシートを敷く
【5】クローゼットは、除湿アイテムを置く
【6】クローゼットの壁や床にすのこを敷く

収納スペースは天気のいい日、扉を開けておくだけでも空気が入れ替わり、湿った空気を外に出すことができます。どうしても悪天候が続く日や、湿度が気になる日には扇風機を使うと効果的です。

もちろん電気を使わずに、湿気取り専用のシートや吊るすタイプなどのアイテムで、湿度を取る方法もあります。そして、定期的にクローゼットやタンス内を、エタノールのスプレーを使って掃除する事も対策になります。他にも、木は湿気を呼吸するので、ヒノキのようないい香りの木材を使ったすのこも除湿に効果的で、防カビ・防虫にも役立ちます。

大切な服にカビが発生!応急処置の仕方を紹介

湿気対策のコツを紹介しましたが、湿度70パーセント以上で、気温が20度を超える環境を作るとカビが発生し、勢いを増して増殖していきます。収納してあった服に白い斑点を見つけたら、その原因の多くは白カビと言われています。暖かく湿った空気になりやすい梅雨などは要注意と言えます。

さらに、カビは湿度・温度だけでなく、栄養とする糖分やたんぱく質が付着した衣類に発生しやすくなります。シミや汚れの付着したままの洋服を、そのままクローゼットにしまうと危険ですので、一度着用した衣類には注意が必要といえるでしょう。

【服にカビが発生した時のお手入れ方法】
1)臭いや湿気を感じたらすぐに洗濯し直して、天日干しをしましょう。
2)カビを一か所でもみつけたら、漂白剤キャップ一杯分を40度から50度程度のぬるま湯に溶かし、重曹を大さじ一杯入れて30分漬け置きします。
3)つけ置き後は速やかに洗濯して、しっかり漂白剤や重曹を洗い流してください。あとはいつも通りに洗濯し、天日干ししましょう。
4)一度カビが発生してしまった服は、再度カビが発生する可能性があります。こまめに洗濯したり、衣類の状態をチェックしましょう。

カビが発生してしまった服は、どうしても傷みやすく、場合によっては破れることもあります。大切な服を大事にしまうためにも、服に汚れやシミが付いていないかどうかの確認をきちんとしましょう。

まとめ

  • 天気が良くカラッとしている日はクローゼットなど全開にして風を通す
  • 服は晴れた日に全部出し、虫干しをして乾燥させる
  • 天気の悪い日は扇風機などを使い、収納スペースに風を送り込む
  • 除湿アイテムも併用して、湿気を取り除く対策をする

 
湿気対策として除湿と通気性の確認をしたり、タンスやクローゼットの収納環境を整えることが必要です。普段からこまめに衣類のチェックをし、湿気を取り除く工夫をしておくと衣類が長持ちします。そして、収納場所の湿気でカビや臭いも発生することを忘れずに対策を行ってください。

どうしても湿気がこもりやすく、収納スペースも狭くて、うまく対策ができない場合は、宅配クリーニングなどの保管サービスを利用してみて下さい。大切な衣類をクリーニングに出した後、そのまま保管サービスを利用すれば、収納にも少し余裕ができ、預けている間に収納スペースの掃除もついでしておけば湿気対策もバッチリです。


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