TOP  >  布団の悩みや工夫  >  【この布団、そろそろ寿命?】素材別の目安と寿命を延ばす方法

【この布団、そろそろ寿命?】素材別の目安と寿命を延ばす方法

布団の寿命
1日のうち3分の1近い時間使用している寝具ですが、その寿命についてはあまり知られていません。布団はいつ買い替えた方がいいのか、どんな状態になったらその布団は寿命なのか。今回は布団の寿命について調べてみました。

もくじ

1.布団の寿命は何年くらい?購入時の値段や使い方でも変わる
2.寿命の目安は?布団の素材別見極めポイント
3.布団の寿命を感じた時に行うべき3つの方法
4.高級な布団なら捨てずに打ち直しを!中綿を足してリサイクルできる
5.クリーニングなら安くて手軽!丸洗いすれば寿命も延びる
6.【布団のお手入れ】寿命を延ばす正しい使い方
7.まとめ

布団の寿命は何年くらい?購入時の値段や使い方でも変わる

うずまき布団
一般的に、掛け布団の寿命は10~15年、敷き布団の寿命は5~10年です。幅を持たせてあるのは、布団の値段(素材)や使い方に左右されるためです。次に布団の寿命に幅がある理由を具体的に見ていきます。

安価な布団は素材が良質でないため寿命が短い

量販店やホームセンター、ニトリなどの大型インテリアショップなどで販売されている比較的リーズナブルな布団は、品質よりも価格重視のため、中綿の素材はポリエステル等の化学繊維が多く使われています。ポリエステルは汗などの水分を吸収する力が弱く、3~5年の間使用するとぺしゃんこになってしまうため、寿命は5年を目安と考えます。

高級な布団は素材の密度が高いため寿命が長い

西川などに代表される、老舗の布団専門店で作られた高級な布団は、中綿も良質な羽毛や羊毛が高密度で詰められています。また、チリやほこりなどの不純物も徹底的に取り除かれているため、軽くて温かい上に寿命は10年と、布団の金額と寿命は比例すると考えられます。

布団は使用環境で寿命も変化する

布団の寿命は使用する頻度や環境、お手入れの仕方によっても大きく変わります。一人暮らしでなかなか布団を干せない、あるいは敷きっぱなしなどの環境は布団の寿命を縮めます。また、布団を使う人の体形や体質、例えば身体が大きい人、体重がある人、汗をかきやすい人などは布団への負担も大きくなるため、布団の寿命も短くなります。

寿命の目安は?布団の素材別見極めポイント

布団の寿命は価格やお手入れの仕方はもちろん、素材によっても大きく変わります。ここでは布団の素材別に寿命の目安を調べていきます。

1.羽毛布団

掛け布団に主に使われる羽毛布団ですが、5年程使い続けると汚れで羽根同士がくっつくため、布団のかさ高が減ります。目で見ても分かりやすいです。

~寿命の目安~

  • 干しても膨らみが回復しない
  • 温かく感じなくなる
  • 生地の隙間から羽毛がたくさん飛び出る
  • 【知ってる?羽毛のランクで布団の寿命が変わること】
    羽毛布団に使われる鳥はダックとグース。ランクはダック→グース→マザーグースの順に高くなります。ダックよりもダウンボールが大きいグースはたくさん空気を含んで熱を逃しません。そのためグースの羽毛で作られた布団は軽くて温かいという特徴があります。中でもマザーグースと呼ばれる成長した親鳥の羽毛の品質は最高級。品質が良い分、布団の寿命もダックやグースよりも長くなります

     寿命特徴価格
    ダック10年ダウンホールが小さい安い
    グース10~13年程度ダックよりダウンホールが大きく
    軽くて温かい
    ダックより高額
    マザーグース15年~ダウンホールが大きいので
    少量でも温かく温度調節も可能
    グースより高額

    2.羊毛布団

    弾力性に富んでいるので敷布団に使われることが多いのが羊毛。寝ている間の汗を吸収して放湿する特徴がありますが、5年程で放湿機能が弱まってきます

    ~寿命の目安~

  • 中わたが飛び出す
  • 側生地が摩擦によって破れてくる
  • 冷たくなったりへたってくる
  • 3.木綿(コットン)布団

    重みがあり保温性に優れ、干すことで回復力が高い布団。ただし、使用年数と共に木綿が劣化して硬くなるため、敷き布団なら5年程で寝返りが多くなったり硬く感じるようになります。

    ~寿命の目安~

  • 硬く感じる
  • 寝ていると背中が痛い
  • ほこりが多くなる
  • 4.真綿布団

    生産が限られているので価格は数十万~と高額な上、丸洗いはできず長時間の天日干しもNGなど、手入れが難しい布団。5年ほどで中綿が固まり、硬く感じるようになるため、高額な割に寿命は長くありません。

    ~寿命の目安~

  • 中綿が固まってくる
  • 寝心地が硬く感じる
  • 5.ポリエステル

    価格も安く家庭での洗濯も簡単で扱いやすさは抜群。湿気をため込みやすい特徴があるためカビが生えやすく、へたってくる時期も早いと、価格が安い分寿命も短いです。

    ~寿命の目安~

  • 厚みがなくなる
  • 変色する、カビが生える
  • 6.キャメル

    同じウールの羊毛よりも毛足が長いため綿切れしにくく丈夫。硬くなりにくく絡み合うこともないためへたりにくい特徴があります。高額ですがその分ほかの布団より5~10年と長寿命。

    ~寿命の目安~

  • 中の毛が出るようになる
  • ボリュームが無くなる
  • 7.ウレタン

    低反発など体にかかる圧力を分散できることからスポーツ選手や腰が悪い方への効果が期待できます。メーカーや価格によっても耐久年数は変わりますが、5年も使えば体重がかかる部分にへたりを感じるようになります。

    ~寿命の目安~

  • 劣化すると粉状になって崩れてしまう
  • へたってくる
  • 布団の寿命を感じた時に行うべき3つの方法

    今使っている布団がそろそろ寿命だと感じたら、とるべき方法は3つあります。それぞれにメリットデメリットがあるので、布団にあった方法を選びましょう。

    【方法その1】打ち直しで寿命を延ばす

    布団は専門店で打ち直しやリフォームをするとフカフカに蘇ります。中の綿や羽毛もきれいになるだけでなく、側生地もきれいになるため見た目はまるで新品、布団の寿命もぐんと延びます。

    ~打ち直しのメリット・デメリット~
    ◎布団のボリュームが復活する
    ◎側生地も清潔になる
    ▲価格が高い(1枚1万5,000円~2万円)
    ▲日数が2~4週間かかる
    ▲打ち直しができない布団もある

    ◇打ち直しができない・向かない布団◇

    布団の種類打ち直しの可否
    羽毛布団
    羊毛布団
    木綿布団
    真綿布団×
    ポリエステル×
    キャメル布団
    ウレタン布団×
    真綿布団やポリエステル、ウレタン素材の布団は打ち直しができません。また、量販店で購入できる安い羽毛布団などは、布団そのものの金額より打ち直しの金額が上回ってしまいます。

    【方法その2】クリーニングで丸洗いして寿命を延ばす

    打ち直しよりも金額が抑えられ、かつ寿命を伸ばす手段として、クリーニング店に依頼する「丸洗い」があります。布団はクリーニングに出して丸洗いすることで、においや汚れが取れる上にフカフカ感が復活します。

    ~クリーニングのメリット・デメリット~
    ◎布団のボリュームが復活する
    ◎シミや汚れ、においが取れる
    ◎まとめて出すと安くなるパック制がある
    ▲日数は平均10日前後
    ▲足し綿はない
    ▲クリーニングができない布団もある

    ◇クリーニングができない布団◇

    布団の種類クリーニング
    羽毛布団
    羊毛布団
    木綿布団
    真綿布団×
    ポリエステル
    キャメル布団
    ウレタン布団×
    真綿は水に弱く、丸洗いすると綿が硬くなってしまうためクリーニングはできません。またウレタンも水を含むと100%乾燥させることが難しいため、水洗いは不可能です。

    【方法その3】思い切って買い替える

    既に打ち直しを何度か終えた布団や、もともと安い布団などは、寿命がきたら買い替えるという考え方もあります。ただし、買い替えるには布団そのものの代金に加えて廃棄料がかかります。ここでは古くなった布団を処分する方法を紹介していきます。

    ◆ゴミとして処分する場合
    布団は小さく折りたたんでゴミ袋に入らなければ全て粗大ゴミになります。一般的にはゴミ処理券やシールを購入し、指定された日に収集してもらいます。料金は1枚400円前後。自治体によっては清掃センターまで持参することで料金が安くなることもあります。

    ◆買い替え時に引き取ってもらう方法
    家電や家具と同様に、古い布団を買い替えの際に引き取ってくれる業者もありますが、価格の安い量販店では難しいのも事実です。

    リサイクルショップで買い取ってもらう方法もありますが、使い古しの布団は買い取り不可な場合が多いです。どうしても、という時は一度電話で確認してから持ち込むようにして下さい。

    高級な布団なら捨てずに打ち直しを!中綿を足してリサイクルできる

    打ち直し
    ご両親から贈られた高級な婚礼布団などは簡単には処分しがたいもの。ここでは布団の打ち直しの手順と打ち直しした方が良い理由を紹介します。

    ◇布団の打ち直し・リフォームの手順◇
    1.側生地を外し、中綿を取り出す
    2.綿の中のチリやほこりを取り除く
     (※この工程で中綿を洗浄する業者もある)
    3.綿をほぐし、必要であれば綿を足す
    4.新しい側生地に中綿を入れて完成

    これだけの工程を手作業または専用の機械で行います。仕上がった布団は側生地もきれいになるため、新品と見間違うほどフカフカに蘇ります。中の綿や羽毛もきれいになるので布団の寿命も延びます。費用はシングルの敷布団1枚で1万円~2万円程度、日数も2週間から長くて4週間ほどかかります。

    布団を処分するには手間とお金もかかる上、環境にも良いとは言えません。打ち直しの金額は新品の布団を購入するよりおよそ半分から3分の2ほど。愛着のある布団や高級な布団であれば、お金を出して打ち直しをする価値はあると言えます。

    ただし、打ち直しの回数は多くて2回。中の綿が打ち直しを繰り返すことで硬くなってくるためです。専門店であれば打ち直しに適した布団かどうか、中綿の状態のチェックをしてくれるので、迷った時は一度問い合わせをしてみて下さい。

    クリーニングなら安くて手軽!丸洗いすれば寿命も延びる

    ベルメゾンの仕上がり
    そこまで高級は布団ではないけれど、まだまだ使える布団は一度丸洗いをしてみるのも一つの手段です。布団の汚れやニオイ、へたりなどは寝ている間の汗や皮脂が原因。これらの水溶性の汚れはクリーニングで解決することもあり、打ち直しより安く済む上布団の寿命も延ばせる効果があります

    寿命が過ぎた布団を使い続けると、生地の劣化はもちろん、中綿が汚れて硬くなっているので保温性も失われ、寝心地も悪くなります。近年増えている布団クリーニングは布団全体を水に漬けて洗浄するため、汚れやニオイが落ちるだけでなく、布団本来の機能である保温性も復活します。

    自宅でラクラク宅配クリーニング

    スマホやパソコンから申し込むと、数日後に申込書と専用袋が届きます。申込書に記入して専用袋に布団を詰め、都合の良い引取り日を指定します。すると宅配業者が引き取りに来てくれるという流れです。仕上りまでの日数は10日前後。仕上り後も自宅まで届けてくれるので重い布団を運ぶ必要はありません

    まとめて出せばかなりのお得

    たいていのクリーニング店は、まとめて出すと割引になる「パック制」をとっています。布団の枚数を多く出せばその分1枚当たりの値段は安くなります。ふとんリネットを例に挙げると、3~4枚出せば1枚当たり4,000円前後とコスパは優秀。家族分の布団をクリーニングに出してしまえば、よりお得になりますね。

    【布団のお手入れ】寿命を延ばす正しい使い方

    寿命を延ばすお手入れ
    布団は正しくお手入れすれば、寿命を延ばすことができます。ここでは布団の寿命を延ばすための正しい使い方とお手入れのコツを挙げていきます。

    【その1】カバーの使用
    布団が汚れるのを防ぐため、シーツ・カバーは必ず使用しましょう。カバーには汚れだけでなく布団が傷むのを守る効果があります。こまめに洗濯して清潔に保ちましょう。

    【その2】定期的に天日干し
    天気のいい日は布団を干しましょう。紫外線から布団を守るために、カバーを付けた状態で干してください。布団をパンパンと叩くとほこりが取れるような気がしますが、これは逆効果。布団の中身がちぎれてしまうため、表面のほこりを払う程度で十分です。

    【その3】洗濯できる布団は丸洗い
    特にお子さんのいる家庭では、丸洗いできる布団はとても重宝します。洗濯表示を見て水洗いOKであれば自宅でも洗濯しましょう。

    【その4】収納の環境に配慮
    押入れにしまう際にすのこを使ったり、詰め込み過ぎに注意する等通気性を良くしましょう。湿気を防ぐことでカビやダニの繁殖を防ぎ、布団の寿命を延ばすことができます。

    ◆◆◆布団の寿命を延ばすお手入れのコツ◆◆◆
    共働きや、住宅環境によっては布団を干すことが困難なこともあります。外出の際は室内用の物干しに敷布団を掛けておき、かつ扇風機や除湿器をかければ効果はアップ。また、寝る時には簡単に洗える除湿シートを使用すれば布団に湿気が吸収するのを防ぐことができます。布団を選ぶ際には羽毛や羊毛は乾燥しやすいので、ほかの素材の布団よりも比較的お手入れが楽になります。

    まとめ

  • 掛け布団の一般的な寿命は10~15年
  • 敷き布団の一般的な寿命は5~10年
  • 布団の寿命は価格、素材、使用環境で左右される
  • 寿命を延ばすにはカバーを清潔に保ち、定期的に外干しする
  • 寿命を延ばすには、打ち直しやクリーニングが有効
  • 安い布団は買い替えた方が現実的
  • フカフカになった布団にくるまって眠るのはとても気持ちがいいもの。睡眠の質が上がれば次の日に疲れを残すことも少なくなります。お使いの布団がそろそろ寿命かもしれない・・・と思ったら、一度打ち直しやクリーニングで寿命を延ばす工夫をしてみてください。

    私は、家族分の布団を打ち直すことは無理だったので、宅配クリーニングの「ふとんリネット」を利用しました。かなり古い布団でしたが、丸洗いしたことでどの布団もふわふわになりました。清潔になったのはもちろん、気になっていたシミも落ちてとても満足しています。

    下記のページでは実際にふとんリネットに出してみたレビューを紹介していますので、是非参考にして下さい。

    ふとんリネットレビュー1

    【布団クリーニング】ふとんリネットの口コミ!布団クリーニングした感想・写真付き


    同じカテゴリー「布団の悩みや工夫」の一覧

    丸洗いor打ち直し

    丸洗い、打ち直し、どちらを選ぶ?お使いの布団の状態を今すぐチェック

    布団は長年使用することで劣化していきます。ぺしゃんこになってしまった布団を購入当初のようにふわふわに甦らせる手 […]

    記事の続きを読む
    レンタル布団-i

    【レンタル付き布団クリーニング】代わりの布団がなくても今すぐ出せる!イチ押しの店はどこ?

    布団を丸洗いしている間、どうやって寝るの?そんな悩みを解消するのがレンタル布団付きのクリーニング。今回は代わり […]

    記事の続きを読む
    布団の寿命

    【この布団、そろそろ寿命?】素材別の目安と寿命を延ばす方法

    1日のうち3分の1近い時間使用している寝具ですが、その寿命についてはあまり知られていません。布団はいつ買い替え […]

    記事の続きを読む
    羽毛布団クリーニング料金i

    羽毛布団のクリーニング料金はいくら?持ち込み相場と宅配サービス相場

    羽毛布団の臭いや黄ばみが気になったり、干しても重みを感じたり羽毛がふんわりしなくなった時はクリーニングに出すの […]

    記事の続きを読む
    羊毛布団の洗濯

    羊毛布団は洗濯できる?自宅で丸洗いする方法を紹介

    ふわふわと柔らかい羊毛布団。保温性も抜群で、寝ている間に出る汗を吸収して、湿気を外にはき出す性質があります。快 […]

    記事の続きを読む
    QandA

    Copyright© 2018 

    ページトップ