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【ユニクロのカシミヤセーター】自宅で上手に洗濯する方法と注意ポイント


発売以来、爆発的な人気を博しているユニクロのカシミヤセーター。高級素材であるカシミヤを100%使用し、価格は1万円を切るとなると、やはり買ってみたい、着てみたいという気持ちにさせられます。

そんなユニクロのカシミヤセーターは、芸能人や海外からも好評で毎年ファンは拡大し続けています。カラーを何色か揃えたり、デザイン違いで買いそろえる人も多く見られます。

皆さん、そんなにたくさん購入して、お手入れはどうしてるんでしょうか。カシミヤをお家で洗濯する方法と注意ポイントについて調べました。

もくじ

1.カシミヤとはどんな素材なの?ユニクロのセーターが比較的安価な理由とは
2.【ユニクロのカシミヤ】普段のお手入れはブラッシングで毛玉ケア
3.カシミヤセーターを自宅で洗濯する方法と注意するポイント
4.【ユニクロのカシミヤセーター】洗濯してシワになったときの対処法
5.【虫食い被害に合わないために】カシミヤはしっかり乾燥させよう
6.ユニクロのカシミヤセーターの保管は、湿度の低い場所が好ましい
7.まとめ

カシミヤとはどんな素材なの?ユニクロのセーターが比較的安価な理由とは

確か、カシミヤはお家で洗えないはずだし、クリーニング代も馬鹿にならないはず、と疑問が沸いてきます。購入した方でもクリーニング方法で悩みを持っていることでしょう。

そんなユニクロのカシミヤ製品についてのお手入れについてご紹介していきたいと思います。そもそもカシミヤとは、どんなウールなのでしょう。

特徴としては

  • なめらかで肌触りが良い。
  • 独特の艶がある。
  • 軽いのに温かい。
  • 羊毛と比較し、希少で高価。
  • 毛玉になりやすい

などが上げられます。

カシミヤ繊維は、アジア大陸の寒暖差の激しい高地や山岳地方で飼育されたカシミヤ山羊の毛を紡いだ毛糸素材を指します。主な生産地は中国、モンゴル、イラン、アフガニスタンなどです。

このような地方では冬期の気温が-30度にもなり、カシミヤ山羊は寒さに耐えるため毛も特殊な構造をしています。伸縮性のある柔らかな着心地と、熱を抱え込む保温性が特徴です。

ユニクロのカシミヤの生産地はモンゴル。内モンゴルまで自ら足を運び、自ら原毛を仕入れ製品化し販売まで一貫管理をするという中間マージンのコスト削減の努力をもってあの価格を実現させたのです。

【ユニクロのカシミヤ】普段のお手入れはブラッシングで毛玉ケア

さて、そんなカシミヤのお手入れ方法ですが、カシミヤの繊維はとても繊細で複雑。ダメージにより風合いはどうしても落ちてしまいます。クリーニングのドライ洗浄でも表面の油分が抜けてしまい、くり返しクリーニングに出すことで本来の艶やなめらかさは失われていきます。

日常的に、1日着たら2日休ませる、ブラッシングをして表面の汚れを落とすなど丁寧に扱うことでクリーニングに出す回数を減らすことも大切です。カシミヤ繊維自体に復元力があるため、休ませることによりふっくらとした風合いや保温性を長期間維持することにも繋がります。

ブラッシングの効果は汚れを落とすだけでなく、繊維の絡まりを解消して毛玉を作りにくくしてくれる効果もあります。できてしまった毛玉を取り除いていくことは大変な手間ですし、場合によっては繊維を傷めてしまいます。

毛玉防止のためにも着用後はブラッシングをしたいものです。そしてブラッシングを行う際も、静電気の起きやすい合成繊維を使わずに豚などの獣毛や天然繊維のブラシを使用することが大切です。

カシミヤの性質とダメな扱いとは?

せっかく大切に着ようと丁寧にブラッシングをしても、静電気が起こりやすい合成繊維では表面のキューティクルが剥がれ、傷みが進行しやすくなってしまいます。希少な山羊から採取した毛で作られた製品ですから安く購入できても乱暴に扱うのではなく、できるだけ長く大切に着たいものです。

そして、カシミヤ繊維は非常に水に弱い性質を持っています。カシミヤ山羊も、産毛には雨や雪が当たらないように外側の粗い毛で覆われています。水を含むと繊維は膨張し毛並みが乱れ、乾いたのちも元に戻らなくなります

毛並みが乱れると光沢も失われパサつきや、保温性の低下に繋がります。そして、水分を含んだ部分が摩擦されるとぎっしりと繊維が絡み合い固くなる「フェルト化」が起こります。縮みや、ぎしぎしとした感じになり風合いは格段に落ちてしまいます。ですから、家でのお洗濯はできれば控えたほうが無難なのです。

ユニクロのカシミヤセーターを自宅で洗濯する方法と注意するポイント

せっかく安く買ったユニクロのカシミヤセーターも、維持費がかかるのでは困りもの。日常でのお手入れはもちろんするけれど、最小限のクリーニングはなるべくお金をかけたくない、という人も多いことでしょう。

家での洗濯はセーターの劣化を進めてしまうことになりかねないため、できればカシミヤのクリーニングの実績のあるようなクリーニング店におまかせする方がいいのですが、どうしても家でお洗濯をしたいという人は以下の点に注意して行いましょう。

【注意するポイント】

  • 洗濯機は使わず、必ず手洗いで。
  • 水温は30度以下で。
  • アルカリ性の洗剤は使用せず、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使う。
  • ゴシゴシとこすり洗いをしたり、もみ洗いをしない。
  • 色落ちしそうなセーターは必ず色落ちしないか確かめる。

カシミヤの性質として特に水には弱く、繊維同士が絡み硬化してしまうことが挙げられます。ですから、洗濯機で回して洗うことは避けてください。ネットを使用しても、洗濯機でのお洗濯は控えましょう。

また、繊維は水温が高い方がよりフェルト化しやすくなるので、30度以下の水温で洗濯をしましょう。アルカリ性の洗剤を使うと、表面のキューティクルが剥がれやすくなります。

必ずおしゃれ着洗い用の中性洗剤を使ってください。色落ちが心配な場合は事前に目立たない部分に洗剤を付け、5分ほどおいてティッシュで拭き取り、色落ちがしないかを確かめましょう。

洗い方

1.はじめに
洗面器などに30度以下のぬるま湯を貼り、まず洗剤を溶かします。分量は洗剤の表記に従ってください。

2.つけ置き
汚れの気になる部分が外側になるようにたたみ、そっと洗剤液につけ込みます。そのまま20~30分程度つけ置きをすると汚れが浮き、落ちやすくなります。

3.洗い
その後優しく押し洗いをします。ゆっくりと押したり、揺らしたりする感じで洗っていきます。汚れが気になる部分もこすり洗いなどはせず、優しく扱ってください。

4.すすぎ
すすぎは水の濁りがなくなるまで丁寧に行います。この時も強く絞ったり、がしゃがしゃとすすがず、優しく行いましょう。

5.仕上げ
柔軟剤や、洗髪に使うコンディショナーで仕上げをします。柔軟剤やコンディショナーを溶かしたぬるま湯に3分ほどつけ置きします。コンディショナーを使用するとキューティクルを整え、油分を補ってくれるので、家での洗濯のダメージも和らげて手触りもなめらかに仕上がります。

6.脱水
脱水は脱水機で30秒ほど行うか、もしくは軽く水分を押し出した後、バスタオルにくるんでタオルに水分を吸わせるタオルドライの方法で行いましょう。ねじって絞るとシワが残ったり、型崩れを起こしますからぎゅっと絞って水を切ることはやめましょう。

7.干す
陰干しします。しっかりと形を整え、ネットに干すようにしましょう。ハンガーで吊るし干しをすると、セーターの下の方に水分が下り、重さで型崩れを起こしたり、ハンガーのクセが付いてしまいますので吊るし干しは避けましょう。直射日光にさらすと、色あせの原因となります。風通しの良い日陰を選んで干すようにしましょう。

小さなシミや汗をかいたときは?

小さなシミや汗をかいてしまったときなどは、薄めた洗剤をタオルに着けてシミの部分を拭き取ります。その後、水に浸したタオルで洗剤と汚れを拭き取ります。

繊維にしみこんで乾燥してしまうとシミの色素が落ちにくくなるので、なるべく早めに行いましょう。小さいシミ程度でしたら、洗濯をせずに、この方法で行った方が良いのですが、シミは放っておくと虫食いの原因となりますから、必ず汚れを落とすことが肝心です。

お手入れの難しいカシミヤセーターも自宅で頑張れば洗えないということはありませんが、繊維の特質をよく知った上でどういうことをすると傷んでしまうのかしっかりと理解し、極力洗う回数を減らしていくことも大切です。

【ユニクロのカシミヤセーター】洗濯してシワになったときの対処法

カシミヤセーターは繊維が繊細ではありますが、クリンプが細かく多いのでシワになりにくく、またしわになっても休ませておくと繊維自体の復元力により自然にシワが戻ります。

ですが、たたんで仕舞いっぱなしになっていたり、摩擦やくり返しの着用や洗濯により繊維自体がへたってくると、どうしてもシワの復元力は落ちてきます。セーターがしわしわになってしまうとなかなか元に戻りません

こんな時はアイロンをかけてシワを一掃したい気持ちになりますが、カシミヤはアイロンも大の苦手なのです。直にアイロンを当ててしまうと低温でもセーターは見事にペッタンッコになってしまいます。

どうしてもシワを取りたい場合は、アイロンをセーターに触れさせることなくスチームのみを当てるようにしましょう。スチームを当てることでシワが取れ、リブ部分の広がりも多少修正できます。

ですが、これもどうしてもという時の応急処置。くり返しスチームを当てることでカシミアの風合いの劣化や型崩れが急速に進んでしまいます。日常からブラッシングなどのお手入れが大切です。

【ユニクロのカシミヤ】虫食い被害に合わないためにしっかり乾燥させよう

カシミヤは油分を多く含むため、衣類の虫の好物です。シーズンが終わり衣替えの時期になったら、必ずクリーニングに出し、シミや汚れを大掃除しましょう。ユニクロのカシミヤニットにシミも汚れもないから大丈夫、と油断は禁物です。着用時にかいた汗や、ファンデーションの付着は気が付かなくても繊維の中にしみこんでいることがあります。

そのような油分を含むシミは家での手洗いでは落としきれず、ニオイのもとになったり、虫食いの原因になったりします。良く乾燥させてから保管すれば、虫は付きにくくなります。

ユニクロのカシミヤセーターの保管は、湿度の低い場所が好ましい

湿度の多い場所にあるタンスや押し入れの中に長期間しまい込むと、折りじわや、へたりの原因になります。たくさんの衣類と一緒に収納ボックスに詰め込んで保管することも同様にへたりの原因になりますし、通気が悪いと防虫剤の効果も期待できません。

ユニクロのカシミヤニットを収納するときはスペースに余裕を持って通気を良くし、他の衣類の下にならないようにふんわりとたたんで収納しましょう。防虫剤は空気より重いので、効果を十分発揮させるためには、衣類より上部に置くことです

まとめ

お値段もお手頃で、デザイン性にも優れたユニクロのカシミアセーターの登場で、手の届かなかった温かい素材を気軽に楽しめるようになりました。お手入れの難しいカシミヤは家で洗濯できないわけではありませんが、傷まないよう注意が必要です。

  • カシミヤの繊維が絡まないよう洗濯は手洗い
  • 繊維の劣化が進行しないよう洗濯回数は少なめに
  • アイロンは避けたいのでシワにならにようにする
  • 虫食いの原因になる汚れは落とす
  • カシミヤセーターの保管は通気性の良い場所へ

カシミヤは毛が大変デリケートなため、放っておくと劣化が進行してします。今年も大活躍したユニクロのカシミアセーター。大切にしまって、来年もまた気持ちよくおしゃれを楽しみましょう。


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