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【帽子の臭い対策に】強烈な汗の臭いを消す方法-ニット帽・麦わら・レザー素材別に紹介

外干し中の帽子

帽子を被った後の臭いが気になる時があります。せっかくのオシャレな帽子も悪臭がしたのでは周りに不快感を与えてしまいますし、自分自身も嫌な臭いがする帽子は被りたいとは思いません。お気に入りの帽子を長く使うために、臭い対策はどうしたらよいでしょう。今回は帽子の臭いの原因を探り、嫌な臭いを消す方法を調べてみました。

もくじ

1.帽子はなぜ臭い?原因は雑菌の繁殖にあり
2.【帽子の中は雑菌が繁殖しやすい】汗・垢・ふけ・皮脂を餌にして増える
3.帽子の臭いの取り方-使った後の簡単なお手入れ方法
4.【素材・形別】帽子の臭いを取る方法(手洗い編)を紹介
5.帽子を洗濯機で洗う場合は型崩れを防ぐグッズが重宝
6.【麦わら・レザー】洗えない素材の帽子はどう臭い対策する?
7.帽子の臭いを消す方法まとめ

帽子はなぜ臭い?原因は雑菌の繁殖にあり

帽子の臭いの原因とは一体何なのでしょうか?帽子の臭いの原因は、ズバリ雑菌の繁殖にあります。雑菌臭と呼ばれるもので、帽子の臭いだけでなく体臭や寝具の臭い、生乾きの洗濯物の臭いなども雑菌が出しているのです。

汗臭いとよく言いますが実際は汗に臭いはなく、汗の中の水分やミネラル、そして皮脂などを餌に雑菌が繁殖し、その時に悪臭の元となる成分を放出します。しかし、放出されて初めて悪臭として感じられるのであって雑菌自体には臭いはありません。人間の皮膚には常在菌が存在していますが、普通に生活している分には臭いません。

つまり、雑菌の繁殖を抑えることが帽子の臭い対策にとって重要です。臭いを作っている雑菌を減らせばいいのではと思いますが、殺菌しても臭い成分を除去できるわけではないので臭いは消えません。その上、雑菌の繁殖条件が揃えばすぐに増殖して再び雑菌臭を発してしまいます。

【帽子の中は雑菌が繁殖しやすい】汗・垢・ふけ・皮脂を餌にして増える

雑菌が繁殖しやすい環境とはどんな環境でしょうか。雑菌が繁殖しやすい条件とは、高温多湿で餌が豊富なことが挙げられます。帽子の中はまさにその条件にピッタリと当てはまり、体温と汗が雑菌の繁殖に適した環境を作り上げるのです。

汗は湿度を保つだけでなく、雑菌が繁殖するのに必要なミネラル分を含んでいます。さらに垢やふけ、皮脂なども雑菌の餌となり、長時間帽子を被って蒸れた状態は雑菌にとっては天国です。

こうして雑菌が繁殖して帽子に臭い成分が吸着していくので、こまめに帽子を脱いで蒸れないようにするだけでも帽子の臭い対策になります。しかし、雑菌の繁殖を抑えても完全に臭いを予防できるわけではなく、すでに帽子についてしまった臭いの対策にはなりません。次は帽子についてしまった臭いの取り方についてご紹介します。

帽子の臭いの取り方-使った後の簡単なお手入れ方法

脱いだ帽子が臭い続けるからと言って、ずっとそこで雑菌が繁殖し続けているわけではありません。臭い成分は髪の毛や繊維など表面積の多いものに吸着しやすいため、一度臭いがついてしまうとなかなか消えません。ですが全く消えないというわけでもなく、洗ったり陰干ししておくことで薄れていきます。ここでは帽子の臭いを簡単に取る方法をいくつかご紹介します。

【方法1】水拭きして日陰で干す

被った後には汗が付いた場所を水拭きしてから陰干しするよう心がけてください。帽子についた水分が乾燥して雑菌の繁殖が抑えられ、餌の供給が止まることで雑菌が減り、臭い成分が放出されることで臭いが消えやすくなります。洗うよりも簡単にできることですから、なるべく被った後には毎回陰干しするようにしましょう。

【方法2】消臭・防臭スプレーを吹きかける

消臭スプレーや防臭スプレーを吹きかけるのも一つの手です。臭い成分を取り除いてくれるものから、繊維に臭い成分が吸着するのを防いでくれるものまで、臭い対策の技術も日々向上していて様々な商品が登場しています。洗濯だけでは足りないと思った時には、諦めずに色々な商品を試してみるようにしましょう。

【方法3】洗濯できない素材はクリーニングへ

洗濯機や手洗いができないタイプの帽子は、無理をせずにクリーニング店に頼みましょう。ウールや麻、紙や合皮、レザー、ファーなどでできた帽子などは、自分で洗ってしまうと形が崩れたりボロボロになったりするのでプロに頼むのが得策です。

【素材・形別】帽子の臭いを取る方法(手洗い編)を紹介

帽子全般の臭いの取り方についてわかったところで、次は基本的な帽子の洗い方についてご説明します。帽子の種類により洗い方は様々ですが、ぬるま湯と洗剤による手洗いが基本です。洗濯機がダメというわけではないものの、生地の傷みや型崩れを防ぎたいなら手洗いが一番です。

帽子を洗濯する際は、最初に必ず洗濯表示を見て自宅で洗濯できるかまず確認します。洗濯表示の意味は次の通りです。

◆タライに水が張ってあるマーク
自宅での洗濯が可能です。マークの数字は水の温度の上限で、タライの下の線は洗濯機で洗う場合の強弱を示しています。一本線なら弱く、二本線なら非常に弱い力で洗濯します。

◆洗濯マークに手が描かれているマーク
手洗い可能です。

◆タライに大きなバツ印マーク
洗濯機では洗えません

もし洗濯表示がない場合は色移りチェックを行います。目立たない場所に洗剤の原液を付けて5分ほど放置します。その後、白い布を押し当てて色が移らないか確認してください。色移りするなら家で洗うのは諦めましょう。

ニット帽の洗い方

1.はじめに
30度程度のぬるま湯をニット帽が浸る程度入れ、そこに適量の洗剤を溶かします。洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使います。

2.押し洗い
ゴム手袋などをした手でニット帽を優しく押し洗いします。型崩れしないように20~30回ほど押し洗いしてください。

3.脱水・すすぎ
押し洗いが終わったらギュッとおにぎりを握るように絞り、新しい水で洗剤が残らないようにすすぎます。2回すすぎが終わったら、1分ほど洗濯機で脱水します。あまり長時間やるとニット帽が伸びてしまうので注意しましょう。

4.仕上げ
次に、脱水し終わったニット帽を柔軟剤を溶かしたきれいな水につけます。優しく押すようにしてニット帽に柔軟剤をしみ込ませ、全体に染み込んだところで再び握るように絞ってからタオルドライしてください。干す時は形を整え、平干し専用ネットに入れたりピンチハンガーの上に広げるなどして陰干しします。

キャップの洗い方

1.はじめに
型崩れに注意しつつ、汗や臭いが付きやすい汗止めテープを重点的に洗うのがポイントです。洗濯表示を確認してから行います。

2.前準備
ガムテープや使い古した歯ブラシなどで埃やゴミなどを落としておきます。とくにスポーツなどで汚れやすい使い方をしている場合は、土埃などを先に落としておくのと落としておかないのでは効率が全く違ってきます。

3.部分洗い
あらかた汚れを落としたら、次は汗止めテープや肌に直接触れる部分を洗濯用固形石鹸とブラシで洗っていきます。繊維をゴシゴシと擦り合わせて洗うと傷みやすくなるため、ブラシでしっかり泡立てながら洗いましょう。白い帽子なら黄ばみなどで汚れがわかりやすいですが、黒など汚れが目立たない場合でも臭いが残りやすい場所なので丁寧に洗うことが大切です。

4.全体洗い
汗止めテープや汗染みができたところ以外は、普段使っている洗濯用洗剤につけて洗います。ぬるま湯に洗剤を適量溶かしたら帽子を沈め、優しく帽子全体を押し洗いしてください。この時、つばの部分が曲がったり折れたりしないように気をつけましょう。

臭いや汗染みが酷い場合は酸素系漂白剤などを使って漬け置き洗いします。洗濯表示の温度を守り、漂白剤を適量溶かしたお湯に1、2時間漬けておきます。とくに皮脂がたっぷりしみ込んだ帽子は臭いがきつくなる傾向にあります。皮脂は油性ですから温度が高い方が溶けやすく、50~60度ほどのお湯に漬けておくと臭いがスッキリ取れます

5.すすぎ・脱水
汚れが落ちたらキレイな水で何回かすすぎタオルドライします。ある程度脱水できたら、帽子の形を整えて風通しのいい場所で陰干ししてください。ザルや丸めたタオルを中に入れておくとキャップの形を保てます。形が崩れてしまうので絶対に洗濯ばさみで吊さないようにしましょう。

帽子を洗濯機で洗う場合は型崩れを防ぐグッズが重宝

帽子は手洗いが基本だと言いましたが、すべての帽子が洗濯機で洗えないわけではありません。洗濯機で洗える素材は主にポリエステルや綿、ニットなどです。これらの素材でできていても、洗濯表示を確認したり色落ちチェックなどをしてから本当に洗濯機で洗っても大丈夫かどうか判断してください。

帽子を洗うのに洗濯機を使用しないほうが良い理由は、キャップなどつばの形がしっかりしているものが多いからです。つばがしっかりしてる帽子は洗濯機で乱暴に洗うと型崩れを起こしてしまいます

ですが、これらの形をしっかりキープした状態に保てるなら洗濯機でも洗濯可能です。帽子の型崩れ専用グッズなどが販売されているので、洗いたい帽子の形に合ったグッズを探してみてください。これらのグッズを使えば面倒な手洗いをしなくても、洗濯機で手軽に洗えて帽子の臭い対策ができます。

ただし、洗濯機で洗う場合は次の点に注意しましょう。

  • 帽子の形状にピッタリの型崩れ防止グッズを使う
  • 取扱説明書を読み、正しい方法で洗う
  • 洗濯機の洗いの強弱設定や、他の洗濯物と一緒に洗っていいかなどもチェックする

 
幼稚園の帽子や学校の体育用の帽子など、綿でできた柔らかい帽子の場合は型崩れを気にする必要はありません。洗濯機で帽子を洗う場合は、こういったグッズや洗濯ネットを使っておしゃれ着用液体洗剤などで洗います。

その時、目立つ汚れは事前に液体の中性洗剤をしみ込ませ、軽く叩いておくなど前処理をします。洗濯する前に取り外せる付属品は外しておき、刺繍があるなら帽子を裏返します。脱水時間は短く設定し、ドライコースや手洗いコースなどで洗います。

【麦わら・レザー】洗えない素材の帽子はどう臭い対策する?

夏場に活躍する麦わら帽子は天然の麦わらや紙などでできているので自宅で丸洗いはできませんが、普段のお手入れや部分的な洗濯は可能です。

麦わら・紙・天然素材の帽子の臭い対策

帽子が天然素材でできている場合は、濡れタオルや除菌ウェットティッシュで内側や汚れているところを軽く拭きます。その後、風通しの良いところでしっかり乾燥させます。

リボンや帽子の内側など汗が染み込んでいる部分は、使い古した歯ブラシに水と少量の洗濯用固形石鹸などをつけて、優しくこすって洗いましょう。汚れが落ちたら一度ブラシを洗い、今度は石鹸を付けずにこすってタオルで水分を取り除きます。何度か繰り返して石鹸成分を落としてください。落ちたと思っても乾かしたら石鹸成分や塩が白く表れることがあります。その時は落ちるまで何度でも繰り返しましょう。

臭いが気になる場合は、消臭効果のある重曹水などを霧吹きでかけておくと効果的です。一般の消臭スプレーは繊維に吸着することで効果を発揮するため、表面がツルツルしている麦わら帽子ではあまり効果がないので、できれば手作り重曹スプレーで。

また、紙でできている帽子の場合は、こまめな陰干しと消臭スプレーで臭い対策をします。水分があると型崩れしてしまうので、すぐに乾かすよう気をつけるのが一番です。

レザー素材の帽子の臭い対策

レザーキャップの場合は革用の洗剤を冷水に溶いて漬け置き洗いします。汚れた部分は歯ブラシで優しくこすってください。脱水はタオルドライで行い、ある程度水気を取ったらレザーオイルを塗り込みます。その後、ザルにかぶせるなどして形を整え、日陰で完全に乾燥させましょう。

以上、洗えない素材の臭い対策をご紹介しましたが、自宅でのお手入れが難しい帽子は、クリーニング店に依頼すると良いでしょう。帽子専門の業者なら麦わら帽子やレザーキャップだけでなく、多くの帽子のクリーニングや臭い対策ができます。

帽子の臭いを消す方法まとめ

雑菌の繁殖が原因で発生する帽子の臭いは、使ったあとのこまめなケアによって消すことができます。帽子を使った直後は応急処置として、水拭きして日陰で干したり、消臭・防臭スプレーを吹きかけて対処します

また、定期的に帽子を洗うと臭いを取ることができます。帽子はつばがあるなど形が特徴あるので洗濯機で洗うと型崩れの恐れがあります。基本的には手洗いしましょう。

【素材別帽子の洗い方】

  • ニット帽…ぬるま湯で押し洗い。タオルドライして陰干し
  • キャップ…汗止めテープは固形石鹸とブラシを使い念入りに洗う。その後、洗濯洗剤で全体を押し洗いする。形を整えて陰干し
  • 天然素材…濡れタオルで軽く拭いてから重曹スプレーを振りかける
  • レザー素材…革専用洗剤で浸け置き洗い。レザーオイルを塗って陰干し

 
夏は特に汗をかきやすく、帽子に臭いが付きやすい季節です。こまめに洗濯して臭いを気にせず帽子でおしゃれを楽しみましょう。


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