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【静電気対策】セーター着用時のアウター素材は何がベスト?バチッを防ぐ組み合わせ

セーター静電気

セーターを着ている時によく起こる静電気。バチバチッとくる瞬間は本当にイヤなものです。特に冬の時期になると頻繁に静電気を感じます。

静電気はなぜ他の季節に比べて冬が多いのでしょうか。一体、この静電気は何が原因で起こるのか、発生を防ぐ方法や対策はあるのか調べてみました。

もくじ

1.静電気はなぜ冬に起きやすい?発生する原因と仕組み
2.【静電気の発生原因】実は体質にも大きく関係している
3.静電気は服の組み合わせ次第で防げる!セーター着用時の素材選び
4.【静電気防止】洗濯方法を見直して対策をしよう
5.静電気防止グッズを使って発生を抑える
6.日頃からの静電気対策と、簡単にできる放電の仕方
7.まとめ

静電気はなぜ冬に起きやすい?発生する原因と仕組み

静電気が発生するのに最も多い原因として挙げられるのが、「摩擦帯電」によるものです。摩擦帯電は物と物がこすれ合うことで発生するので、どこでも静電気は発生してしまいます。

ある程度、帯電によって体に電気が帯びてくると、それを放電しようとするので、バチバチっとした痛みや、静電気によるかゆみなどを感じるようになります。しかし、一度放電されたらその後、帯電されないというわけではありません。摩擦は日常的に発生しているので、例え放電してしまったとしても再び帯電していきます。

特に冬の時期は、1年の中で最も空気が乾燥しやすい時期であり、静電気が最も発生しやすいです。乾燥していることによって、物と物がこすれ摩擦が盛んになり、より帯電と放電をしやすい状態を作り出してしまいます。

【静電気の発生原因】実は体質にも大きく関係している

人間は常に何かに触れた状態で生活していることがほとんどです。荷物を持っている時や服を着ている時、また布団に寝転がる時など常に肌には何かが触れ、日常的な動作などでも静電気は発生してしまいます。

冬以外の季節に一切静電気が発生しないというわけではありませんが、放電の際に感じる程度の大きさや頻度は、冬が多い傾向にあるのは事実です。

摩擦や空気の乾燥の他にも、実は静電気が発生すると考えられるものがあります。それは体中に流れている血液の酸性化です。体は本来弱アルカリ性の状態でなければならないのですが、生活習慣の乱れやストレスなどによって、体が酸性に傾いてしまうことがあります。

しかし酸化すると言われてもイメージしにくいという人もいるでしょう。例えば植物性の油を思い浮かべてみてください。スーパーに売られているときには綺麗な状態の油ですが、揚げ物をするとどんどん黒っぽく変色していきます。これは油が酸化してしまうことによって起こる現象です。

その他にも金属が酸化すればサビたり変色をしてしまったりしますが、これが人間の体内で起こってしまうとどうなるでしょう。体内が酸性になることで静電気も溜まりやすくなり、より静電気の影響を受ける体になってしまう可能性があります

静電気は服の組み合わせ次第で防げる!セーター着用時の素材選び

実は衣服には静電気が起こりやすいものと、起こりにくいものがあります。静電気の被害を被りたくないのであれば、できるだけ静電気が起こりにくい衣類を選ぶことが大切です。

帯電図

衣服にはプラスに帯電する素材とマイナスに帯電する素材の2種類があります。プラスとマイナスのちょうど中間に来るのが綿なのですが、そこからプラスに傾いていく順番がレーヨン、絹、ナイロン、ウールとなります。反対にマイナスに傾いていく順番が麻、ポリエステル、アクリルです。

どの素材を着ると静電気が発生しやすいというものではなく、基本的にプラスとマイナスは組み合わさることによって静電気を発生させやすい状態になるります。
両極端にあって電位差が大きいと静電気が起りやすくなります。このことから考えると、アクリルとウールは非常に相性が悪いということが言えます。

×静電気が起こりやすい組み合わせ
アクリル(セーター)+ウール(アウター)
アクリル(セーター)+綿(インナー)
アクリル(セーター)+レーヨン(インナー)
ウール(セーター)+ポリエステル(コート・シャツ)

〇静電気が起こりにくい組み合わせ
アクリル(セーター)+ポリエステル(フリース・インナー・シャツ)
アクリル(セーター)+アクリル(インナー)
ウール(セーター)+綿(シャツ)
ウール(セーター)+ウール(マフラー)

アクリルのセーターを着て、上にはウールのアウターを着るというような組み合わせをしてしまうと、静電気をたくさん帯電することになるので注意が必要です。

もしアクリルのセーターしか持っていないという場合にはポリエステルのアウターを選べば良いですし、ウールのアウターしかないのであればナイロンのインナーを着れば良いということになります。このように電位差を意識して服を選べば、素材による静電気は最小限に抑えることが可能です。

【静電気防止】洗濯方法を見直して対策をしよう

静電気を防止する方法は色々ありますが、実は日々の洗濯の仕方でも静電気を防止することができるのです。その方法をいくつかのポイントに分けて紹介します。

洗濯時は柔軟剤で仕上げる

柔軟剤に含まれている成分には、繊維の表面に電気を逃がす層を作ってくれるものが入っているので、静電気そのものが発生しにくい状態にしてくれます。それだけではなく生地の表面が滑らかになるように仕上がるので、着た時に摩擦が起きにくくなるのです。

しかし柔軟剤を投入するタイミングを間違えてしまうと、洗剤によってその効果をなくしてしまう可能性があります。洗い方に合わせて最適なタイミングで使用するようにしましょう。

そして、「柔軟剤入り」と書かれている製品もあります。わざわざ柔軟剤を単体で購入するよりも、一緒になったものを1つ買う方が経済的だ、という理由で愛用している人も多いのではないでしょうか。

このタイプの洗剤は、一般的な洗剤に比べて洗浄力が弱いという特徴があります。また洗剤と一緒にした柔軟剤は、単体のものに比べて効果が薄いので、静電気を防止する効果はほとんど期待できません。なぜなら、繊維に対する作用の仕方が違うからです。

柔軟剤そのものは繊維の表面に静電気を防ぐ層を作ってくれる働きがありますが、洗剤入りのものは繊維の中に入り込み、衣類をやわらかく仕上げるという働きをします。同じ柔軟剤でも作用の仕方が違うので、静電気を防止したいという目的があるのであれば柔軟剤を単体で使用する方が良いでしょう

洗濯時の水温は30℃がベスト

セーターは洗濯機ではなく、丁寧に手洗いをすることが推奨されています。その際に最適な水温なのが約30℃です。冷たい水だと洗剤が上手く溶けず、汚れを洗浄しにくく、逆に水温が高すぎると、素材によっては繊維が変質してしまう可能性があります。

繊維の変質は仕上がりの美しさに影響を及ぼすだけではなく、静電気の帯電のしやすさや摩擦の発生のしやすさなどにも影響を及ぼすため、最適な水温での洗濯をするよう心がけましょう。

乾燥機で乾かす時にアルミホイルを入れる

乾燥器に入れる際に一緒にアルミホイルで作ったボールを入れます。アルミホイルは電気を通すので、衣類に帯電された静電気を外へ逃がしてくれる働きがあります。

乾燥機に入れると衣類同士がこすれてしっかりと帯電した状態で乾燥が完了する場合があるので、それを防ぐためにも握りこぶしくらいのサイズのアルミホイルボールを2~3個程度入れておきます

静電気防止グッズを使って発生を抑える

日頃からのちょっとした対策で静電気の発生を抑えることができるのですが、その他にも静電気を防止するためのグッズがあります。

静電気を防止するスプレー

静電気が発生しやすいセーターや、摩擦が起きやすい脇やひじなどにスプレーを吹きかけるだけ、という簡単なグッズです。また衣類以外にも、車のシートなどにも使えますし、同時に花粉の付着なども防止してくれるので、冬場だけではなく春にも活躍します

注意点として、香り付きのスプレーもあるので、吹きかけすぎると周りに不快感を与える場合があります。身近に人がいないのであれば良いのですが、人がいるところで使用するのであれば最小限の量にとどめておくというのもエチケットです。

静電気を防止するブレスレット

いつどこで静電気が発生するか分からないので、常に持っておくことができるようなグッズが欲しいという人であれば、静電気防止ブレスレットがおすすめです。このブレスレットには銅が含まれている場合が多く、ただ身に着けているだけで常に放電状態にすることができるのです

アクセサリーの1つとして身に着けながらも静電気から体を守ってくれるので、男女問わず多くの人から人気を集めています。静電気を防止する目的で作られたブレスレットを販売しているメーカーは多く、その効果においてもそれぞれ違うので、自分の生活スタイルや静電気を感じる程度などを考えながら自分に合ったものを選ぶようにしましょう

足から静電気を逃がすことができる靴

ただ履いているだけで靴底から静電気が逃げていく仕組みになっているので、室内履きとして多くのオフィスや工場などでも利用されています。

日頃からの静電気対策と、簡単にできる放電の仕方

その他にも、静電気による被害を最小限に抑えるために、日頃から対策をしっかり行うことが大切です。ではセーターを着た時の静電気を防ぐためにはどのような対策がや、どこでも簡単に実行することができる放電方法もあるのでしょうか?

静電気が発生しやすい原因の1つに乾燥がありますが、これは決して空気中の乾燥だけのことを指すのではありません。肌が水分を失っていると帯電しやすい状態になりますし、肌から一気に放電することになるので痛みやかゆみなどが発生します。

髪においても、パサパサで乾燥した状態であれば帯電しやすく、セーターを着た時や、身に着けていたマフラーを外すときなどにも静電気によって、髪が逆立ったり広がったりします。

保湿ケアをしっかり行っておくと、帯電しにくい状態になるだけではなく、肌や髪の水分を通して、電気が空気中に放電されやすくなるため、静電気を防ぐことができるのです。他には、加湿器をつけて空気の乾燥を防ぎましょう。

そして、放電をする時はコンクリートや木材に触れてみましょう。コンクリートには微量のアルミニウムが含まれているので、触れるだけで放電することが可能です。木材はそれそのものが電気を通す性質があるので、触るだけで放電効果が得られます

セーターを着る前や脱ぐ時に、バチバチっとするかもしれないという不安や、洗濯したセーターを触るのが怖いという人もいるかと思います。そんな人は、身近にあるコンクリートや木材に触れ、放電をしてからセーターを着脱したり触るようにしましょう。

まとめ

静電気は、日常のちょっとした工夫で簡単に防止できることができます。

  • 衣類は素材別で組み合わせすれば防止できる
  • 静電気防止グッズを利用して軽減させる
  • 木材やコンクリートに触れ、放電させる

 
静電気の発生条件として大きな要因となるのは摩擦と乾燥です。そのため、凸凹が大きい服を着ればそれだけ摩擦の機会が増えるので静電気が発生しやすくなります。

特にセーターのような肌触りがごわごわしたものは、薄くてサラサラな服に比べて余計な摩擦を生みやすいので、空気中への自然放電にも時間がかかってしまいます。コーディネートを考える際には、帯電のプラスとマイナスの関係だけではなく、衣服の形状などにも目を向けておくと良いでしょう


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