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【素材別・布団をふかふかに戻す方法】正しい干し方でぺったんこ布団が復活

布団ふかふか

最初はふかふかだった布団も、長年使っているといつの間にかぺちゃんこになってしまいます。特に敷布団は毎日私たちの体重を支え続けているため 最も圧力がかかりやすい腰やお尻部分を中心に、素材の同じ場所がへたりやすくなっていきます。

そして、内部に湿気が溜まりがちだということも主な原因で、布団はぺちゃんこになってしまいます。長期間ジメジメした状態が続いていると繊維が硬くなってしまい、乾燥させても完全には元通りにならなくなってしまいます。

しかし、湿気が溜まった布団は、天日干しなどして乾燥させれば、ある程度はふかふかに戻すことができます。布団をいつまでもふかふかに保ちたいなら、原因をうまく取り除くことがポイントになります。

もくじ

1.ふかふかだった布団が、ぺちゃんこになる原因
2.【布団をふかふかに復活】素材別、干し方と頻度
3.【布団をふかふかにする干し方】最適な天候と時間帯
4.【悪天候でも大丈夫】布団が干せない時のお手入れ方法
5.布団を干さないと起こり得るトラブル
6.まとめ

ふかふかだった布団が、ぺちゃんこになる原因

これは布団に限らず衣類やカーペットなどにも言えることですが、どんなにふかふかの素材でも、毎日何十キロもの重さが一箇所にかかり続ければ、次第に圧縮されて中の空気が押し出され、体積が減少してしまいます。繊維と繊維が密着して絡み合い、元に戻りにくくなってぺちゃんこの状態が維持されてしまうのです

また、私たちが毎日寝ている間にかく大量の汗も、布団のボリュームを奪う大きな原因です。成人の場合は毎晩コップ1杯の汗をかくことで知られていますが、特にフローリングに直接敷いている布団は湿気の逃げ場がなく、内部がいつまでもジメジメしてしまいます

すると内部の素材が水分を吸収して重たくなり、重力に従って沈みこむようになります。タオルやティッシュが水を吸うと収縮して重たくなりますが、これと同じことが布団の内部で起きているというわけです。

【布団をふかふかに復活】素材別、干し方と頻度

布団をふかふかに戻すには天日干しが基本ですが、布団の素材によって正しい干し方は異なります。それぞれに適した干し方をしないと逆効果になることもあるので、素材ごとに干す頻度と特徴を知っておきましょう。

◆綿やポリエステル(干す頻度:1週間に2回)

素材として最も丈夫ですが、性質として湿気を溜めこみやすく放湿性も低いため、日光にしっかり当てて干す必要があります。綿は比較的丈夫な素材ですが、毎日干したり、長時間日光に当て続けると劣化が早くなってしまうので注意が必要です。

劣化を防ぐためにも2時間から3時間を目安に干してください。ふかふかにしたくて布団を干しているつもりが、逆にぺちゃんこになるのを早めてしまうことになるので、適切な頻度を守るようにしてください。

◆羽毛・シルク(干す頻度:1週間~2週間に1回程度)

羽毛もシルクも非常にデリケートな素材なので直射日光に長時間当ててはいけません。羽毛が劣化して収縮し、せっかくのボリュームが損なわれてしまいます。もともと羽毛と羽毛の間にたっぷり空気を含んでいるので通気性が良く、日陰に干すだけでも十分に乾燥します。

少し風が吹いている日を選び、日陰で1時間から2時間ほど干します。どうしても日光が当たる場所にしか干せない場合は、あえてシーツを被せたまま干すと、布団に直接日光が当たるのを防ぐことができます。

取り込む際に布団叩きで叩くと、羽毛が折れてぺちゃんこになってしまうだけでなく、布団生地から羽毛が飛び出してきてしまいます。軽く表面の埃を払うだけで十分なので、そのまま取り込んでください。

◆羊毛(干す頻度:1週間に1回)

羽毛やシルクの布団と同じようにデリケートな素材なので、直射日光に当てないように注意が必要です。吸湿性と放湿性に優れているので、こちらも風通りの良い日に日陰で干します。羽毛布団よりは乾きにくいので、2時間ほど干します。繊維を傷めないよう、表面を払ったら叩いたりせずにそのまま取り込みます。

〇敷布団を干す場合〇

掛布団より湿気が溜まりやすいので、3時間から4時間ほど干しても構いません。こちらも取り込む際に布団叩きで強く叩くと、繊維を壊してふかふか感が失われてしまうので注意が必要です。そっと布団の表面を払い、埃などを落とせば十分です。

また、日光に当てていると内部に熱がこもりやすく、そのまま押し入れに入れると熱のせいで逆に結露し、湿気が溜まってしまうこともあります。取り込む際には日陰や室内でしばらく布団を冷まし、熱を発散させてから片付けるようにしてください

【布団をふかふかにする干し方】最適な天候と時間帯

布団を干すのは、内部の湿気を乾燥させるのが主な目的です。しっかり晴れて乾燥している日に干す必要があります。曇りの日や雨の日に干しても内部を乾燥させることはできないので、あまり効果が得られません。1日の中でも布団を干すのに適したタイミングがあるので、天候とともに湿度にも気を配ることが大切なポイントです

最適な天候
■干す日の前日や前々日に雨が降っていない
■湿度が50%以下の晴れた日
■曇りの日でも湿度が50%以下で雨が降る予報になっていないとき
空気中に湿気が残っている状態で布団を干すと、内部の湿気までしっかり乾かすことができません。当日晴れていても、前日や前々日に雨が降っていると地面や空気中に湿気が多く残っていることがあるので、せっかく干してもあまり効果が無いのです。
最適な時間帯
■春や秋は最も空気中の湿度が下がる午前10時から午後2時
■夏は日差しが非常に強いので遅くとも正午まで
■冬は日が沈むのが早いので湿気が高まる時間も早く、午前10時から午後1時まで
季節によって時間帯もさまざまで、夏は日差しがしっかりしているので短時間でも効果的に内部まで乾燥させることが可能です。冬は日差しが弱いのでもっと長く干したいところですが、空気が乾燥しがちなので午後1時まででも効果は十分です。

避けたいタイミング
・湿度が70%以上になっている時
・早朝や日が沈んでから
・夜中には干さない
・風が強い日

風が強い日は埃やゴミ、有害な微小粒子状物質が大量に飛んできて布団に付着することもありますし、季節によっては花粉や黄砂なども付きやすくなります。布団が汚れてしまうことはもちろん、咳やアレルギーなど健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、布団を干す時はできるだけ風が弱いタイミングを狙うようにします

【悪天候でも大丈夫】布団が干せない時のお手入れ方法

梅雨のように天気の良くない日が続く時期は、布団を天日干しすることができません。では諦めるしかないのかと思いがちですが、室内でも除湿器や布団乾燥機などを使えば布団をふかふかにすることはできます。これらを使えば天気は関係ないので、積極的に試してみてください。

除湿器

除湿器を使う場合は、まず室内に布団干しスタンドを用意して、できるだけ布団を広げて干します。その近くに除湿器をセットしてスイッチを入れれば、後は除湿器がぐんぐん湿気を吸い取ってくれます。

中には洗濯物を乾燥させる機能の付いたパワフルな除湿器もあるので、しっかり乾燥させたい場合は、機能付きのものを購入すると良いでしょう。内部までしっかり乾燥させられるので、ふかふかにすることができます。

布団乾燥機

乾燥だけでなくダニの駆除もしたいという場合は、布団乾燥機を使います。40度から60度の高温の温風を当てることで湿気を乾燥させるのはもちろん、高温に弱いダニも効果的に駆除することが可能です。

布団乾燥機をセットする手間はかかりますが、一石二鳥の効果は魅力的です。ちなみに、布団乾燥機を使った後に布団に掃除機をかけると、駆除したダニの死骸などを吸い取ることができるので埃っぽさを解消し、ふかふかで清潔な布団にすることができます。

コインランドリー・クリーニング

除湿器も布団乾燥機もないという場合は、布団のクリーニングやコインランドリーを利用してみましょう。プロに任せれば驚くほどふかふかで綺麗になって戻ってきますし、コインランドリーなら布団が収まる洗濯機も乾燥機もあるので、その日の内にふかふかにすることができます。

布団をふかふかにする手間をかけたくない場合はクリーニングを、手間がかかっても良いので安く早く済ませたい場合はコインランドリーを利用してきてください。ただ、布団によっては洗濯できない素材や構造のものもあるので、事前に必ず洗濯表示を確認してください。

布団を干さないと起こり得るトラブル

布団をずっと干さずに使用していると、内部に溜まった湿気がなかなか乾燥せず、素材が湿気を吸って次第にボリュームが減ってしまいます。湿気が完全に乾く暇もなくずっとジメジメしていると、素材のダメージが大きくなり、布団にトラブルが起こります。そして、干しても完全にふかふかに戻すことができなくなります。

【トラブル1:カビ】
高い布団でもすぐに使えなくなってしまいますし、湿気のせいで裏側にカビが生えることもあるります。カビの生えた布団で寝ていると、フローリングや畳にカビが広がって、掃除に手間や費用がかかったり、胞子を吸い込んで、呼吸器系の疾患を引き起こしたりすることもあります。

【トラブル2:ダニ】
また、布団には人間の髪の毛や、皮脂などをエサとするダニが大量に住み着いています。ダニは熱に弱いので、日光に当てて干すとある程度駆除することができるのですが、長期間干さないまま使っていると、駆除するタイミングがありません。

いつのまにか大繁殖し、寝返りを打った際に大量の死骸や排泄物を巻き上げ、それを人間が吸い込んでしまう危険もあります。ダニはアレルギーを引き起こす原因でもあるので、毎日大量のダニと一緒に寝ていれば健康を損なう可能性が高まります。特に抵抗力の低い赤ちゃんや子供は喘息の引き金になることもあるので、くれぐれも注意が必要です。

【トラブル3:モーニングアタック】
長期間布団を干さずに寝ていると、ボリュームが無くなること以上の深刻なトラブルが起きかねません。カビやダニが原因で、朝起きた時に目がかゆかったり咳や鼻水が出たりするようなら、モーニングアタックと呼ばれるアレルギー症状の可能性が高いです。

モーニングアタックとは
布団のカビやダニの影響で引き起こされるので、思い当たる症状があれば急いで布団を干すようにしましょう。一度カビやダニが大繁殖してしまうと、布団を丸ごとクリーニングに出したり処分しなければならないこともあるので、そうなる前にこまめに干してお手入れをすることが大切です。

まとめ

ひと口に布団と言っても、いろいろな素材があります。注意したいのは、それぞれの素材ごとに最適な布団の干し方が異なるということです。また、頻度と同時に、干すタイミングについても配慮が必要となります。

  • 干すのに最適な時間は午前10時から午後2時くらいまで
  • 湿度が70%以上になっている時は干さない
  • 素材によって紫外線や日光で布団にダメージを与えてしまう
  • 布団は叩くと繊維をダメにしてしまうので叩かないで取り込む
  • 干せない時は除湿器や布団乾燥機を使う

 
ふかふかの布団を維持したいならば、定期的に布団の裏表や上下を入れ替えます。同じ位置で寝ず、布団に負荷がかからないようにしたり、しっかり干して内部を乾燥させたりするだけでもふかふかに戻すことは可能です。ボリュームを維持するためには日頃のお手入れが欠かせないので、こまめに実践してみましょう

あとは、宅配クリーニングを利用して手間なく、ふかふかの布団に復活させてみましょう。宅配クリーニング「リネット」を利用しましたが、重たくかさばる布団も家まで取りに来てくれ、仕上がったら配達もしてくれます。そして、布団を丸洗いをして、熱で一気に乾燥させるので、ふかふかで清潔な布団で戻ってきますので、ぜひ試してみて下さい。

リネットの布団クリーニング

「リネット」でふかふかの布団を復活させよう


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