今思い出すだけでも少し落ち込む洗濯物での失敗があります。数年前、自宅の洗濯機に洗濯かごに入っていた洗濯物を何も考えずに全て放り込んで普通に回し、脱水まで終わっていざ干そうと取り出したところ、何着かの白っぽい服が全体的にうっすらと水色になっていることに気がつきました。
最初は何が起きたのか全くわからなかったのですが、よく見てみるとその日の洗濯物にアジアン雑貨屋さんで購入したインド綿の紫色のシャツが入っていました。そのシャツを洗濯するのは初めてで、しかもそのようなインド綿の洋服を購入したのもの初めてだったため恥ずかしながら何も思わずに洗濯機にいっしょに入れてしまい、その布から色移りをしてしまったのです。
実家住まいだったためその洗濯物の中には姉の洋服もいっしょに入っており、姉の白と黒のボーダーのカットソーの白い部分がすっかり薄い青色に変色してしまっていました。私のお気に入りの白地に赤の水玉のTシャツもすっかり水色地に変色。
自分のものが変色したこともショックでしたが、姉の服まで色移りしてしまったのでこれはまずい!と焦り、まずその場で水洗いをしてみましたが落ちるわけもなく、家にあったおしゃれ着洗い用の洗剤で洗ってみましたがもちろん何も変わりませんでした。
その場にいた母に相談したところ、クリーニング屋に持って行けば何とかしてくれるかもしれないよ、と言われたので、濡れたままのその洋服たちをビニール袋に入れて自転車で急いで近所のクリーニング屋へ行きました。
お店には「シミ取り承ります!」と看板が出ていたのでこれはやってくれるかもしれない!と期待をしましたが、店員さんに見せたところシミ取りと色移りは全く別物で色移りは一回してしまうと手の施しようがないですね…と言われてしまいました。
しかしそのクリーニング屋の方が「近くのクリーニング店ですぐ裏にそのお店の工場があるところがあり、そこなら直接工場の人が見てくれるからもしかしたら何とかなるかもしれませんよ。」と教えてくださり、すぐさまそちらのクリーニング屋さんへ行き、同じように色移りした服を見せました。
そちらのお店の方も親切で工場の職人の方に直接洋服を持って聞きに行ってくださったのですが、やはり色移りを取るのは難しく、あとは漂白をするしかないという返答でした。しかし私が持って行った洋服たちはボーダーと水玉模様だったため、漂白するとそれらも消えてしまうので元通りにするのは不可能という結果でした。
自分で犯したミスとは言え、ショックを隠しきれないまま帰宅し、その後帰って来た姉に謝りつつ報告すると、思ったより姉はその服には執着はなかったのですが「その洋服代として3000円くれればいいよ。」とのことで悲しいですが3000円を渡して話は終わりました。
この経験から色移りにはとても敏感になり、濃い色のものは初めての洗濯のときは必ず手洗いをして、大丈夫そうなら次から洗濯機で他のものといっしょに洗濯するようになりました。またアジア系の服は色が鮮やかな分、色落ちもよくするのでこれらは必ず手洗いをするようになりました。大変でしたが人生のいい勉強になったと思っています。
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