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冬物クリーニングは宅配型を活用保管サービス利用で収納も気分もスッキリ

コートやセーターなど、冬物はクリーニングが必要な衣類が多いもの。ここでは料金、頻度、タイミングなど、冬物のクリーニングに関する情報を集めました。最後にドライマークが無い衣類の自宅での洗濯の仕方とコツも紹介していきます。

冬物をクリーニングに出すものと家で洗うものに仕分けする

冬物クリーニング1冬物の衣類をしまうときには、まずクリーニングに出すものと、家でも洗えるものとに分けます。冬物の衣類にはそれぞれ異なる素材が使われていますので、このような仕分け作業が最初に必要です。

クリーニングに出す衣類

ウールのコートやカシミヤ100パーセントのセーターといった冬物衣類はクリーニング店に任せましょう。ウールやカシミヤといった天然素材は非常にデリケートであり、水洗いができない洋服もたくさんあります。品質表示タグの洗濯表示を確認して、手洗い不可のマークがあればクリーニングに出しましょう。

また、高級ブランドのコートやダウンジャケット、ストールやマフラーなどの小物類でも手洗い不可であることが多いため、クリーニングに出すのが基本です。実際、ウール素材のコートなどは、家庭では洗濯ができないケースがほとんど。素材の風合いを守るためにも、信頼できるクリーニング店に出すのがベストです。

クリーニングに出さなくてもいい衣類

同じ冬物でもクリーニングに出さなくてもいいアイテムもあります。例えば、日常使いができるようなアクリルのセーターや、プチプライスのダウンなどは、家庭での洗濯が可能です。

クリーニングなしでの収納は絶対NG!冬物は虫食い・カビの危険性大

クリーニングしてから保管冬物の衣類で、これと言って目立つような汚れがないときには、クリーニングをしないでそのまましまってもいいかな、と思うことがあります。ただ、このようなしまい方をすると、のちにいろいろなトラブルが発生するリスクがありますので要注意です。

◆虫食い
ワンシーズン着用していた衣類をクリーニングに出さないで収納してしまった場合、衣類に虫食いが生じる可能性が高くなります。繊維を好むヒメカツオブシムシやコイガなどの害虫は、カシミヤやウールなどが大好物です。高級な素材ほど狙われやすいため、虫をおびき寄せやすい汚れはしまう前にしっかりと落としておくことが大切です。

害虫による被害は市販の防虫剤でもある程度は防ぐことができますが、衣類の状態や収納する環境によっては、防虫剤だけでは限界があります。

◆シミ
虫食いと同様に気を付けたいのがシミ。皮脂や汗、果汁などの汚れは、時間が経ってから浮き出てくるケースも見られます。しまうときには特に問題がなくても、次のシーズンまでの間に大きなシミが現れてくるとことがあるのが、この手の汚れがついた衣類です。

落としきれていなかった汗ジミが、時間の経過とともに酸化し、いざ着ようとしたときに黄色く変色していることもあります。

◆カビ
汚れは衣類のカビを招く一因。衣類に一度カビが発生すると、表面の汚れを取り除いても黒っぽいシミが繊維に残ってしまうことがあります。カビによって生じたシミは、クリーニングに出してもなかなか落ちないのが厄介な点です。

カビが生えやすいと言われているのがウールなどの天然素材。梅雨や夏など、湿気の多いシーズンの間に保管中の衣類には、蓄積した汚れがあればそれを栄養源にして育ちます。大切な冬物を長く愛用するためにも、カビの一因になる汚れはしっかりと取り除いておくのが賢明です。

冬物をクリーニングに出す時期は遅くてもゴールデンウィークまで

冬物はGWまでにクリーニング冬物をクリーニングに出す時期は、ずばり、シーズンが終わり着用しなくなった時期です。厚手のコートは4月頃、薄手のコートやセーターは遅くともゴールデンウィークくらいにはクリーニングに出しましょう。

直接肌に触れることがないためパッと見きれいに見える冬物も、汗や皮脂など目に見えない汚れが蓄積しています。汚れが付いたまま梅雨や夏を迎えるのは得策ではありません。虫食いやシミの原因を作ってしまう恐れがあります。

クリーニングから返ってきたら一通り仕上がりを確認してください。落ちていないシミがあるなど、気になったことはすぐにお店に伝えましょう。クリーニング店のビニール袋は、湿気がこもらない様にカバーを取り外してからクローゼットにしまいましょう。

デリケートなウール素材のコートは、頻繁にクリーニングをしていると返って繊維を傷めてしまいます。着用回数が増えるシーズン中は、家庭でブラッシングなどの簡単なメンテナンスを行い、できるだけクリーニングの回数を減らすのも衣類を守るためのテクニックです。

気になるクリーニング料金の相場を知ろう

冬物アイテムをクリーニングに出す際の相場を調べてみました。店舗や地域によって差がありますので、大体の目安と捉えて下さい。
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ファーやベルト、ライナーなどのコート付属品は別料金であることが多いです。大抵はクリーニングの代金が高ければ、それだけ手間をかけているので満足のいく仕上がりになります。思い入れのある衣類は金額が張っても安心できる店舗へ、普段使いのセーターは比較的価格の安い店舗に出すなど、ライフスタイルに合わせてお店を選ぶのもいいでしょう。また、時期によってキャンペーンや割引などを行っていますので、その時期を狙って出すのも得策です。

冬物衣料のクリーニングは宅配型が最適!その2つの理由とは

冬物クリーニング近年多くの人に利用され始めているのが、宅配型のクリーニング。ネットで24時間受付、自宅まで集荷、配達までしてくれるので、小さなお子さんがいてお店までなかなか行けないときや、近くに適当なクリーニング店がないときでも利用しやすいのが宅配型の魅力です。

◆かさばる冬物を持ち運ぶ必要が無い
ウールのコートやダウンジャケットなどの大物の衣類は、かさばる上に重いため、持ち運びの際にも困難が伴いますが、宅配型クリーニングであればこのような負担はありません。宅配ボックスなどを利用して受け渡しができるため、共働きの家庭や留守がちな家庭でも無理なくクリーニングが可能です。

◆衣類の枚数で金額が決まる「パック制」
店舗型の一般的なクリーニング店で冬物のウールのコートをクリーニングに出した場合、料金は大体1,000円から1,500円前後が相場です。ダウンジャケットもコートとほぼ同レベルの金額になりますが、素材やブランドによっては5,000円以上の料金がかかることもあります。

宅配クリーニング店では、いろいろなアイテムを一律料金でまとめて出せるパック制のクリーニングサービスを行っています。1点の単価が高いコートやダウンなどのクリーニングも、まとめて出すことで通常の店舗型のクリーニング店と変わらない料金、あるいはもっと安くクリーニングができるのが、宅配クリーニングのパック制の良さと言えます。宅配型クリーニング「リナビス」を例に挙げると、

「リナビス5点パック」:7,800円 

  • 往復送料無料
  • ダウンのみ5点でもコート5点でもOK
  • 1点当たりの金額1,560円
  • 6カ月間保管無料

リナビスにはその他10点パック、15点パックもあります。10点だと1点当たりの金額は1,080円、15点だと940円と、衣類の点数が多ければよりリーズナブルにクリーニングに出すことが可能です。

大切な冬物は長期保管サービスを利用、収納スペースも広くなる

収納スペース宅配クリーニングのお店の中には、保管サービスを行うところが増えています。保管サービスとは、かさばるコートやダウンジャケットなどの衣類を、クリーニング後に次のシーズンまで保管してもらえるシステム。半年以上の長期預かりに対応するお店も多く、保管サービスは、宅配クリーニングの新しいサービスとして注目されています。

コートやダウンジャケットなど大物の衣類を預けることで、家のクローゼットや衣装箱のスペースにゆとりができることは、大きなメリットです。ゆとりを持って衣類を収納できるようになれば、通気性もよくなり虫害やカビなどの発生率も概して少なくなります。

長期保管サービスは、保管中の環境にも工夫を凝らしているのが特徴です。湿度や温度などを調整し、衣類にストレスを与えないような環境で保管が行われるため、カビや変色などを心配することなく衣類が戻ってきます。

長期保管を依頼した衣類は、基本的に好きなタイミングで返送してもらうことが可能です。着用する直前に家まで送り届けてもらえるため、衣替えなどを済ませてから次のシーズンの衣類を受け取れる点も1つのメリット。

シミ抜きや簡単な補修も無料

宅配型のクリーニング店ではこのような長期保管の期間を利用して、無料で衣類のほつれやボタン修理などの簡単な補修をしてくれます。オプションを付ければ撥水加工や防カビ加工なども依頼できるるため、より衣類を長持ちさせたいときにも便利です。

【冬物衣類を家庭で洗う】洗濯表示の見方と洗濯のコツ

冬物衣類を家で洗うときには、まず品質表示タグなどに記載されている洗濯表示を確認することが大切です。洗濯表示は2016年12月から変更になり、それ以後に購入した衣類には新しい表示が記載されています。この表示を見るときに必ずチェックしておきたいのが、水洗いができるかどうかという点です。

洗濯マークの見方

以下に冬物衣類に多く見られる洗濯表示をいくつか挙げてみました。
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洗濯が可能かどうかは、桶のマークを見ることでわかります。洗濯機で洗える衣類は、桶のマークの部分に数字が記載されています。例えば30という数字が書いてある場合は、30度以下の温度の水で洗濯をすることができます。

また、洗濯する際の強さを表しているのが、桶の下に書かれた横線です。横線の数が多いほど、弱い力で洗わなけばなりません。

桶に手のマークが書かれている場合は、洗濯機で洗うことはできませんが、手洗いであれば家でも洗濯が可能になります。ちなみに、桶にバツ印が書かれているときには、家庭での洗濯はできないのでクリーニングに出します。

冬物衣類の家庭での洗濯方法

ウールやデリケートな化学繊維などを家庭で洗う場合は、中性洗剤を用いるのが一般的です。おしゃれ着用として販売されている洗剤であれば、繊維に与えるダメージも最小です。おしゃれ着用の洗剤には柔軟剤の成分が予め含まれていることが多いため、通常の洗剤とは仕上がり具合が大きく異なります。

◆洗濯機で洗う場合
洗濯機を使う場合は、洗濯用のネットに衣類を入れておしゃれ着用洗剤で洗います。洗濯機のコースを選ぶ際には、やや弱めや手洗いコースなどを選択しましょう。

◆手洗いする場合
手洗いの場合は、適当な大きさの洗面器や桶に30℃程度のぬるま湯を張り、おしゃれ着用洗剤を溶かします。セーターなどの小さな衣類であれば、折り畳んだ状態で水につけ、しばらく置いておくと汚れが浮き出てきます。その後、水を取り替えて数回すすげば洗濯は完了です。

手洗いの場合も脱水はネットに入れて洗濯機で行うと、水切れもよくなるでしょう。デリケートな衣類の場合、直射日光が当たるところに干すのは避けましょう。繊維が伸びないように、平らな場所に干すと型崩れも少なくなります。

洗濯可能の表示がある冬物衣類は、おしゃれ着用の洗剤を使えば家庭でも洗うことができます。しかし、洗濯できるという表示があっても、稀に色落ちなどを起こしたり、汚れが落ち切れず後にシミが浮き出るなどのトラブルもあり、必ずしも家庭での洗濯だけでは十分ではありません。お気に入りの衣類であればクリーニングに出してプロの手に委ねるのが安全です。

まとめ

  • 冬物はシーズン後にクリーニングに出す
  • 家族分など量があれば宅配クリーニングのパックがお得
  • 「水洗い不可」のマークが無ければ家庭での洗濯も可能

 

冬物は薄手の衣類に比べ汚れが目立ちにくいもの。あまり着なかった上着やコートなどはクリーニングに出すのをためらってしまうかもしれません。しかし、一度外に来て行った衣類はホコリやにおいも付く上に、襟や袖などには皮脂が付いています。

大切な衣類はクリーニングに出しましょう。頻繁に出す必要はありませんが、衣替え時にかさばる冬物をクリーニングに出してしまえばお部屋も気分もスッキリします。宅配クリーニングは保管サービスも充実しているので、まずは5点だけ、お試しで出してみるものいいですね。

次の記事は宅配クリーニング「リナビス」に高級ダウン、モンクレールなど冬物を含めた衣類5点パックで出してみた感想を載せていますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

【冬物クリーニングに便利】宅配クリーニングリナビスの感想はこちら
 

モンクレールリナビスでクリーニング